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翠嵐 74 期 Tossy さんインタビュー③「高校生活」

はじめに

2022 年3月 28 日(月)に Twitter のスペース機能を用いて行った、横浜翠嵐高校 74 期生 Tossy さんへのインタビューです。

このページの文字起こしは事前にお渡ししていた質問リストの Q26 ~ Q34(高校生活について)に相当します。

インタビューの詳細につきましてはこちらをご覧ください。


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告知・詳細

翠嵐 74 期 Tossy さんインタビュー、28 日(月)20:30 ~
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インタビュー記事

翠嵐 74 期 Tossy さんインタビュー①「中学校入学以前」

https://kanagaku.com/archives/55506

  • Q1 はじめに
  • Q2 ~ Q8 中学校入学以前について

翠嵐 74 期 Tossy さんインタビュー②「中学校時代・高受」

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翠嵐 74 期 Tossy さんインタビュー③「高校生活」

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翠嵐 74 期 Tossy さんインタビュー④「大学受験全般」

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横浜翠嵐高校「最強の学年」74 期 Tossy さんインタビュー③

Q26 Tossy さまの高校生活はどのようなものでしたか。1日当たりの勉強時間や、1週間のスケジュールなどお教えください。

音愛:1日の勉強時間とか1週間のスケジュールとかってどんな感じでしたか?

Tossy:当然受験期と1・2年生の間とは違ったんですけど……。特に自分は2年生からコロナ期間になったので、1年・2年・3年っていうので全然違ったんですけど。勉強の面に関して言うと、自分は1年生のときに何だかんだ結構できちゃってて「7割だ」みたいなことを言われてたんで、「ああ何か結構行けんじゃね?」みたいにちょっと慢心しちゃった面もあって……。

音愛:はい。

Tossy:2年・3年、特に2年生の初めにコロナの休校期間があったんですけど、そこであんまり勉強できなかったっていうのはありましたね。3年生になって焦って勉強したんですけど、コツコツやってなかったんで、メンタルに左右されるというか――受験期も。だから結局あまりコツコツやるようなタイプではなかったですね。

音愛:ちなみに高校はサッカー部にいたんですよね?

Tossy:そうです。

音愛:部活と勉強ってどんな感じで両立してました? 部活のスケジュールとかってどんな感じでした?

Tossy:部活は基本的に月曜日が定休日で土日のどっちかが休みみたいな感じだったんですけど、「土日のどっちかが休み」っていうのが結局、試合があるとかいう理由をつけて実質なかったんです。なので、土日どっちも部活みたいなのが基本だったんですけど……。なので結構部活は忙しかったですね。

音愛:そのなかでどうやって勉強時間って確保できてました?

Tossy:いや、できてなかったですね。「疲れた」みたいな感じで言い訳にしてたんですけど……。ただ、やってる人はやってたんで……。そういうところは差に出ますね。やっぱりちゃんとやってた人は蓋開けてみてもみんな受かってるんで。そういうのありますね。

神奈川県立高校は原則として部活動に週2日の休養日を設けています。ただし休養日の数え方が年単位での平均となっているため、「土日どっちも部活」という状況が発生し得ます。

※神奈川県立高校全校が部活動に週2日の休養日を設定
https://kanagaku.com/archives/21878

Q27 コロナ禍での勉強でたいへんだったことをお教えください。

音愛:コロナ禍で、休校期間中の勉強とかで大変だったことってありますか?

Tossy:いままでの話で分かると思うんですけど、あんまり実行力がないっていうか……。計画を立てるのは好きなんですよ、分かる人たぶんいると思うんですけど。すごいやる気のある時に「あ、コロナ休みじゃん」みたいな風に思って、「このぐらいあれば、このぐらいやって、このぐらいなれるでしょ」みたいな風に思う瞬間はあるんですよ。ただ、まったく実行できないので……。で、予定が1回崩れたら「ああ、崩れちゃったよ」って思って、「崩れたなら仕方ないわ」みたいな感じで放っぽっちゃうみたいな……。そういう性格だったんで……。焦りが無かったっていうのもありますけど。なので、自分で計画を立ててそれをコツコツ実行するみたいなことが――まあ、みんな苦労したと思いますけど――まったくできなかったですね。

音愛:ちなみにコロナ禍って部活とかもないじゃないですか。1日何時間ぐらい勉強できてました?

Tossy:……すごい、痛いこと聞きますね。

音愛:ごめんなさい(笑)

Tossy:いや、でもほんとうにまったく勉強しない日もありましたし……。やる気のある、計画立てた日とか、その次の日とかは 10 時間とかやったりするんですけど、逆に、10 時間とかやったら、1日中ほぼ勉強じゃないですか。そうなると続かないんですよ。受験期でもなかったし。だから――何ていうのかな、その――すごい、波がありましたね。

音愛:いや、ありますよね。私とかは休みの最初らへん「やった、休みだ!」とかいって、最初はまったく勉強しなくて、あとから課題がどんどん溜まってることに気付いて、休み明けるギリギリぐらいにめっちゃ頑張ってたタイプでした。なので最後だけ何か勉強時間がガーって上がってたりとかしましたね。

Tossy:いや、それで終わるならいいんですよ。何か結局「もう、どうでもいいや」みたいな風になったときもあったので。

Q28 ご自身の高校での勉強を全体的にふりかえって、特に大きなポイントとなったタイミングがあれば教えて下さい。

音愛:高校での勉強を振り返って、特に大きなポイントとなったタイミングは何だと思いますか?

Tossy:コロナ休みじゃないですかね。コロナ休みのときにコツコツできた人は――逆に他の人がたぶん「学校があったときに比べてできなかった」っていう人が多かったと思うんです、自分も含めて。なので、コツコツその期間にできた人は――通常の学校がある期間に比べて、「出し抜く」チャンスだったと思うんですね。だから、その期間にちゃんとやってた人は、結構大逆転みたいのもあったと思うし。逆に、自分は全然できなかったんで、すごい下降しちゃった――みたいな感じですかね、たぶん。

コロナ休みの期間中コツコツ学習に取り組むというのは、学力向上進学重点校4校(当時。川和高校の指定は 2021 年4月から)の校長先生が生徒のみなさんに期待していたことでもありました。

※学力向上進学重点校4高校長が奮起促す 新コロ禍下5月
https://kanagaku.com/archives/37278

Q29 毎回の定期テストにどのような姿勢で臨まれたか教えてください。もし差し支えないようであれば、学年内での立ち位置についてもお教えください。

音愛:毎回、定期テストにはどのような姿勢で取り組みましたか?

Tossy:定期テストに関しては、これもちょっとよくないんですけど、高校の内申とかって関係ないじゃないですか、受験に。そう思って、あんまりちゃんとはやってなかったです。たとえば、数学とかは単元テストみたいな側面があるじゃないですか。授業でやったところのテストみたいな。なので、数学とか――特に数学ですかね――は一応その単元を勉強し終わって次に行くわけじゃないですか。その次の日の授業とかから。なので「ちゃんとやっとこう」みたいな意識はありました。ただ、あんまり受験に関係ない科目とか……。英語とかって変に覚えさせられたりするじゃないですか。受験とはちょっと離れてるっていうか。なので、ちょっと舐めてた部分はあったので……。あまりやらなかったりはしましたね。

音愛:学校内での順位とか立ち位置とかってどこらへんでした?

Tossy:いや、全然よくなかったですよ。よくて半分とかでしたね。

音愛:おお、なるほど……。

Tossy:ここはちょっと舐めてたっていうか……。もう1回翠嵐生やれるなら、まじめにやろうとは思いますね。これは、自分のためにですけど。

音愛:なるほど……。ちなみに、翠嵐って下から 12 人が「選ばれし者」じゃないですか。なったことありますか?

Tossy:それは奇跡的にないですね。ただ 13 番目とか 14 番目とかは結構ありました。

音愛:ギリギリ(笑)

Tossy:ああ、回避した! ――みたいな思い出はあります。

内申点と大学受験

高校の内申が受験に関係ないという Tossy さんの発言の背景には、一般入試を前提とする高校の姿勢があります。入学者ガイダンスでの「覚悟プリント」配布の時点で

本校では「私立大推薦受験を目指すこと」は勧めていません。

と書き切っています。

※「下剋上進学校」横浜翠嵐の入学ガイダンス資料 週刊新潮
https://kanagaku.com/archives/18182

英語の定期テスト

関東学院では、コミュニケーション英語(現在の英語コミュニケーション)の定期テストで教科書本文を覚えていることが前提の問題が出されたことがあります。

これと似たような問題が横浜翠嵐でも出たことがあると仄聞します。

※教科書などの英文を丸暗記させるコミュ英語の試験は適切か
https://kanagaku.com/archives/45202

聖闘士(セイント)

下から 12 人の「選ばれし者」というのは、学年順位が下から 12 人までを「聖闘士(セイント)」と呼ぶ文化に関して言われています。漫画『聖闘士星矢』の作中設定に由来するもの。

なお、上位 12 人を「逆聖闘士」と呼びます。

Q30 毎回の模擬試験にどのような姿勢で臨まれたか教えてください。

音愛:模試とかはどのような姿勢で取り組みましたか?

Tossy:さっきの話の逆になるんですけど、模試に関しては入試に直結する部分はあるじゃないですか、結構。なので――たとえば駿台模試とかだったら、Web 上に単元が出るんです。「今回はここを問いますよ」みたいな――そこに関してちゃんと復習したりみたいなことはしてました。これは結構自信を持ってっていうか、逆に、みんなが定期テスト勉強している間にそういうことしかやってなかった気がします。

音愛:模試においては学校内でどれくらいの順位でした?

Tossy:えっと、これすごい波があるんですけど、高1の終わりから高2の最初にかけてがすごいできてたんです。何でかあんまりよく分からないんですけど。なのでその間は 20 位とか、10 位台とか。いちばんいいので4位をとったことがあるんです。

音愛:すご!

のあママ:やばいです(笑)

Tossy:これは何というか、過去の栄光でずっと引っ張ろうと思ってるんですけど(笑)

音愛:はい(笑)

Tossy:まあ、ただ、そこからはどんどん下降していきました。高3のときは学内の全体で受ける模試みたいなのが結構自宅受験とかになっちゃって……。あんまり参考にならなかったんで、あんまり覚えてないんですけど……。100 番とか半分とか、そんな感じじゃないですかね。

Q31 可愛子で特に思い出に残っているエピソードがあれば、お教えください。

音愛:次に学校行事の話になるんですけど、翠嵐高校には高校1年生の男子が女装して躍るという「可愛子〔カワイコ〕」という行事があるじゃないですか。そのなかで特に思い出に残っているエピソードを教えて頂きたいです。

Tossy:可愛子に関しては――可愛子って「カッコイイ」と「カワイイ」で分かれるんです。「カワイイ」の方は可愛い振付けで可愛いダンスみたいな感じで、「カッコイイ」の方はかっこいい衣装でかっこいい振付けみたいな感じなんですけど。自分はけっこう――1年生のときにやるじゃないですか、可愛子って。その時に部活があったので、平日の練習とかに全然顔を出せなかったんです。だから、あんまりちゃんと参加したみたいな感じではなかったんですけど……。

音愛:ああ……。

Tossy:だから、あんまり濃いエピソードはないですね、特に。

のあママ:当日どうですか、当日? えっと、カワイイをやりました、カッコイイをやりました?

Tossy:えっと、カッコイイの方ですね。

音愛:カッコイイなんだ!

のあママ:おお、カッコイイだったんだ!

Tossy:いや、ただ、あの……。Aメイン・Bメイン・Cメインみたいな序列があって。自分はいちばん下だったんで……。下っ端ですけど。

のあママ:当日、出来はどうでした?

Tossy:自分の振りに関してはぎりぎりまでちゃんと詰めないと恥かくことになるんで……。がんばってがんばって詰め込んでた覚えはあります。まあでも、特に野球部とサッカー部はそうなんですけど、平日の練習がすごいたくさんあるので、なかなかAメインとかになるのは――いるはいるんですけど――傾向として難しいかな、みたいなところはあると思います。

音愛:ちなみに、可愛子でAメインとか上の方になった人たちって、部活辞めたりとかしてる人っていました?

Tossy:ああ、どうだったかなあ。ちょっとあんまり詳しくはないんですけど……。ただ、あんまり練習がきつくないとか、日数が少ないとかいう部活だったとは思います。例えばなんですけど、水泳部ってあるじゃないですか。もちろん夏は使えますけど、冬とかプールとか使えないじゃないですか。なので、可愛子の練習に充ててたっていう記憶は――あってるかどうかは分からないですけど――何かそんなのがあった気がします。

音愛:なるほど……。ちなみに可愛子が来年度〔2022 年度〕から男女混合種目になることについてはどう思いますか?

Tossy:まあ、どう……。どうなんですかね……。半ば強制的に可愛子はやらされるじゃないですか。なので「本当は嫌だけど女装して踊らされます」みたいな風に傍から見たら見えるじゃないですか。なので「時代に合ってない」って言えば合ってないかもしれないですね、言われてみれば。なのでまあ、いいんじゃないですか、個人的には。ただ、ちゃんと可愛子に携わってきて思い入れがある――みたいな生徒からすると「さすがに言いがかりだろ」みたいな風に言う声は結構聞きます。

のあママ:そうですよね。

音愛:伝統ですからね。

Tossy:そうですよね……。

のあママ:何か、学校と関係のないお母さんたちの苦情でそうなっていったのが、私としてはどうかなと思ってます。

Tossy:自分も噂程度しか聞いてないですけど、そういうことらしいですね。

のあママ:そうなんですよ、自分のお子さんが通っているわけでもないし、ご本人がってわけでもない人たちの風評が原因なので。

Tossy:ただ、いつ言われてもおかしくないかな――みたいなところはあったとは思います。

のあママ:そうですね……。

可愛子については 54 期生 chimu841 さんの記事などをご覧ください。

chimu841,「横浜翠嵐体育祭名物伝統行事「可愛子」」『さて、どこまででっかくなれるか。~渋谷で働く841の奮闘記~ 目指せ“かっこいい女”』,https://ameblo.jp/chimu841/entry-11924330406.html,2014 年9月 13 日.
https://megalodon.jp/2022-0517-0934-11/https://ameblo.jp:443/chimu841/entry-11924330406.html

Q32 翠翔祭で God Knows を歌われたこと以外で、何か学校行事での思い出があれば教えてください。

音愛:次に、翠嵐の文化祭「翠翔祭」で God Knows を歌われたじゃないですか。あの Tossy さんのツイートを見て頂けると分かるんですけど。

のあママ:Twitter に固定されてるやるですね(笑)

Tossy:見ないで……。

音愛:みなさんぜひ見てみてください、固定されてると思うので(笑)

のあママ:再生数とかすごいですよね。

Tossy:いや、まあ、何ていうか……。ネット芸人気取りだったんじゃないですかね……(笑) 恥ずかしいです。

音愛:ちなみにあれ、誰と歌ったんですか? 何か、水泳部とかいう噂がありましたけど。

Tossy:えっと、全員水泳部じゃないですね。仲良い4人組なんですけど、水泳部の部室に押しかけて網とか持って、それをギター代わりにして「ライブするぜ」みたいな。控室が水泳部……。

音愛:なるほど!

のあママ:そういうことなんですね(笑)

音愛:それ以外で翠翔祭とか学校行事での思い出ってありますか?

Tossy:最初に言ったんですけど、修学旅行がなくなっちゃったんで……。結構それが自分のなかではショックなんですよね。だから――ああ、でも、1年生のときはコロナじゃなかったんで、文化祭で食べ物を出せたんです。

音愛:ありましたね。

のあママ:ありました、ありました。

Tossy:これはたぶん後輩は分からないところもあると思うんですけど。ステーキか何かを出してる3年生がいて、すごい並んだんですけど、おいしかった印象があります。なので、やりたいなと思ってたんですけど、そこはちょっと残念でしたね。

音愛:1年生のクラスの出し物って何やりました?

Tossy:1年生のときは……何だったかな……。射的みたいな感じだったかな。「お菓子もらえます」みたいな、小っちゃい子向けのやつだった記憶があります。

のあママ:そうですよね、コロナがなければ近所の子どもたち来ますよね。親子連れとかね。

Tossy:ああ、そうですそうです! あの、翠嵐の受験生の方とかいろんな外部の方が来るので、すごい盛り上がってましたね。

音愛:私めっちゃ記憶にあるんですけど、たぶんその年にのあママと行ったんですよ。で、神社みたいな出し物――クラスでのやつ――があって。お願い事書いて貼る、みたいな……

のあママ:ああ、あった!

音愛:……あったじゃないですか。あれで「お願い事書いて行ってください」みたいに言われて、何書こうかな――って悩んでたら、クラスの男子生徒の方が「翠嵐なんで、やっぱ『頭よくなりますように』とか書いてってください」って言ったら、のあママさんが「これ以上頭よくなってもなぁ」とか言ってて(笑) めっちゃ恥ずかしかったです、ホントに。

のあママ:(笑)

音愛:恥ずかしいなあ……。

Tossy:まあ、親御さんなんで……(笑)

音愛:――っていうのがめっちゃ思い出にありますね。その年の翠翔祭。

Tossy:その店に関してはよく分からないですけど……。まあでも、ねえ……。やりたかったなあ、っていうのはありますよね。

音愛:食べ物やりたかった。

のあママ:食べ物!

Tossy:自分の代は1年経験してるからまだいいですけど、たぶん1個下とか……。今年もたぶんできないじゃないですか、このままじゃ。

のあママ:このままだとね。

Tossy:だからかわいそうだな、って思いますね。

のあママ:うん……。

Q33 翠嵐 75, 76 期生に一言お願いします。

音愛:次に、翠嵐 75 期と 76 期にそれぞれ一言――一気にでもいいんですけど――お願いしたいです。

Tossy:えっと、勉強面に関しては全然自分より優秀だったり、たとえばさっきの話で言うとコツコツできる人がいっぱいいると思うんです。なので、あんまり偉そうなことは言えませんけど……。受験って「結局最後は運」みたいな風に言う人が結構いるんです。それで「こんだけがんばっても落ちちゃうのかな」みたいな不安にどんどんなると思うんです、その、受験日が近づくにつれて。

音愛:はい。

Tossy:ただ、自分の体感なんですけど、今のうちからコツコツやってる人はメンタルに左右されないっていうか……。何か「不安にはなるけど、コツコツできるよね」みたいな。

のあママ:ありそう。

Tossy:メンタルっていうよりはルーチンで勉強するみたいな? 逆に俺らなんかは、火つけてくれないと勉強できないみたいな感じのタイプの人間だったんで……。習慣っていうのはすごい大事だと思います。その、習慣で生活するとコツコツするのが性格になっていくと思うので。そういう人は……。高校時代の間にそういうのを身に付ければよかったな――っていう後悔があるので。そういう人になってもらえればな、と思います。

音愛:やっぱりそういう面で「進路の7割は1年で決まる」とか言われてるんだろうな、っていうのはありますよね。1年からそういう習慣がついてる人は強いんだなあって思います。

Tossy:そうなんですよね。絶対あると思います。「何があってもちょっとはやる」みたいな。その「ちょっと」が――そのときに覚えた内容よりも――性格とか習慣とかそういう面で響いてくるとは思います。

音愛:ですよね。

Tossy:うん、そう思いますね。

Q34 翠嵐の先生方に一言お願いします。

音愛:次に、翠嵐の先生方に一言お願いします。

Tossy:こんなこと言うのはおこがましいんですけど……。すごい翠嵐――あんまり内部のことは分からないですけど、結局公務員の教師の方なのでそこまで給料みたいな面は変わらないと思うんですけど、実績によってみたいのはないと思うんですけど、それでもあれだけの熱意でやってくれる先生方なので、何ていうか本当に素敵な先生だなっていう風に思います。

音愛:ですよね……。

Tossy:すごいでも、いろんな……。自分たちも先生たちからするとサンプルなわけじゃないですか、どんどん蓄積されていってる……。

のあママ:確かに、うんうん。

Tossy:なので、それをすごい生かして、データを基に、後輩へ後輩へみたいな風に――先生の異動はあるにせよ――繋いでいってくれてるんで。すごい素敵な方々だなって思いますし、いま通っている後輩の人たちもそういう面はすごい信頼していいと思います、先生方を。

音愛:なるほど、ありがとうございます。


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