教職員人事異動

面接廃止で内申点「主体的に学習に取り組む態度」が大切に

神奈川新聞は 27 日の1面トップで、2024 年度 神奈川県公立高校入試からの「面接一律実施 廃止」を伝えました。

これに伴い、現中2からは調査書(いわゆる内申点)の観点別評価のひとつ主体的に学習に取り組む態度が重要になります。

「主体的に学習に取り組む態度」は、概ね以前「関心・意欲・態度」として評価されていたもの。中学校の先生の評価が難しく、

  • 先生方の間でもどう評価すればよいのかに関して戸惑いがある
  • 生徒・保護者からしてみると公平感・透明感に疑問がある

観点です。

現行制度における面接(選考資料となる得点(S値)の少なくとも2割を占めます)の代わりとしてこれが用いられるとなると、評価方法にいっそう厳しい目が向けられます。

神奈川新聞の報道によれば、「面接実施校は 23 年5月ごろまでに公表」されます。

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神奈川県「公立中学校の学習評価に関する調査」終了に関して
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「面接」を観点別評価「主体性」で置換? 2024 年度入試~
https://kanagaku.com/archives/55674

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