暫定倍率(進路希望調査結果)2025

神奈川県公立高校で 2024 年度以降も面接が残りそうな学校

神奈川新聞は 27 日の1面トップで、2024 年度 神奈川県公立高校入試における「面接一律実施 廃止」を報道しました。

今回の報道によれば、先月の入試制度検討協議会の報告の通り、高校によっては面接を特色検査として残すことが可能です。

では、どのような高校が面接を残すと予想されるのでしょうか。


専門性が高く、適性の一致を見る必要がある高校

たとえば二俣川看護福祉高校のように、専門性が高く、入学後に適性の不一致が分かると生徒が辛い思いをするだろう高校があります。

専門学科の高校では面接を残すケースが多いと考えられます。

専門学科では普通科よりも退学率(中退率)が高いことが分かっています。


部活動の強豪校

神奈川県公立高校入試の面接に関し、教育委員会は

部活を売りにしている学校などで、面接評価の差が大きいというのは、そうした学校の「特色」を活かした評価基準に基づいての判断だから問題ない。

という見解を明らかにしています。

このため、部活動の強豪校を抱える高校では、たとえ普通科であったとしても面接を残す可能性があります。