かながわ民間教育協会(民教協)は7月 16 日、来春の県公立高入試に関する質疑応答を神奈川県教育委員会(県教委)との間で行いました。
民教協ホームページには、質疑応答の詳細を記載した PDF ファイルがアップロードされています。
これによれば、民教協からの
部活の実績……などは、点数化しないことになっていますが、実際は面接点で差をつけることができるのではないでしょうか
という質問に対し、県教委が
部活を売りにしている学校などで、面接評価の差が大きいというのは、そうした学校の「特色」を活かした評価基準に基づいての判断だから問題ない。〔中略〕大会に出たから、部活の部長だったからということをもって評価を高くするといった基準はない。結果の部分だけで評価していない。あくまでもそこをベースに、これまでどのような努力、工夫をしてきたのかなどの取組や、これからどうしていくのかなどの意欲を評価する。
と答えています。
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川崎市立橘高校の場合
たとえば川崎市立橘高校のスポーツ科では 2021 年度入試の第一次選考における「面接」の比率が「4」です(県内でもっとも高い。この比率を採用しているのは市立橘のスポーツ科のみ)。
高校はこの比率を「『特色』を活かした評価基準」と組み合わせることによって、かなり独特な選抜を行うことが可能です。
参考
川崎市立橘高校 部活動別の部員数・活動日 2019
https://kanagaku.com/archives/29124