湘南ゼミナール小中部神奈川英語科コンテンツリーダーの神谷漠先生は、15 日の神奈川新聞 19 面に、平成 31 年度神奈川県公立高校入試(共通選抜)学力検査「英語」の分析と解説を寄せました。
神谷先生によれば、今年の英語も
昨年同様、4技能をバランスよく問う問題となっている。
ということです。
※ 神奈川新聞カナロコ,「【問題と解答】平成31年度 神奈川県内公立高校入試」, http://www.kanaloco.jp/article/386963/2/ ,2019 年2月 14 日.
https://web.archive.org/web/20190217175814/http://www.kanaloco.jp/article/386963/2/
広告
目次
「4技能」とは
一般に英語の「4技能」とは、
英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」力のことを指します。
※ 河合塾グループ,『時代を読み解く教育キーワード』「英語4技能」, https://www.kawaijuku.jp/jp/contents/keyword/detail.html?id=4skills ,2019 年2月 18 日閲覧.
都立高校はスピーキング導入へ
東京都教育委員会は 14 日、「『東京都中学校英語スピーキングテスト』について」と題した報道発表のなかで
今後、都立高校入試におけるスピーキングの技能の評価……を目的とし、都内公立中学校3年生等を対象に、民間資格・検定試験を活用した「東京都中学校英語スピーキングテスト(仮称)」を実施します。
と書いています。
東京新聞「都立高入試にスピーキング 『使える英語を』 現在の小6から」によれば、「都立高校入試におけるスピーキングの技能の評価」では
試験問題の作成から会場の運営、採点まで、主に資格・検定試験の民間団体が担う。客観性は複数人で採点することなどで担保する。
そうです。
https://web.archive.org/web/20190217174452/http://www.tokyo-np.co.jp/article/education/edu_national/CK2019021502100004.html
広告
神奈川県公立高入試の今後に注目
マークシート方式の前例
神奈川県公立高校入試では以前、都立高校入試を追うようにマークシート方式を採用したことがあります。
※ 都立高校が平成 28 年度入試から導入、神奈川県公立高校が平成 29 年度入試から導入。
都立高校入試
〔都立高校入試の採点ミスに関する〕再発防止・改善策の一つとして……平成28年度入学者選抜において……マークシート方式を全面導入した。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/administration/pr/files/toukyuoto_no_kyouiku/2-2.pdf#page=25
神奈川県公立高校入試
スピーキングも導入されるのか
今後、神奈川県公立高校入試でもスピーキングテストが導入されるのかどうかに注目です。
参考 「スピーキング」批判の急先鋒
鳥飼さんの記事につづいて、拙稿も同サイトにアップされました。入試「改悪」の根っこにある「スピーキング幻想」について書きました。https://t.co/adoV3P9Rlk
— 阿部公彦 (@jumping5555) 2018年5月31日