読売新聞は 16 日の朝刊 13 面(神奈川版)に 2021 年 神奈川県公立高校入試の出題傾向分析等を掲載しました。
臨海セミナーによる分析のポイントは以下の通りです。
- ※分析を担当なさった5人の先生方の顔ぶれは 2020 年度入試のときと同じです。
- ※たとえば受験生の偏差値帯によって必要な分析は変わるものと思われますが、全国紙上という性質上、一般的で耳になじむような分析とならざるを得ません。
- ※各教科の難易度、全体の難易度に関する明確な言及はありませんでした。
臨海セミナーによる県入試 2021 分析(講評)
全体
小笠原暁 先生
一問一答のような知識だけに偏った学習では太刀打ちできない内容だった。
英語:「対話の把握求める」
木村愛加 先生
模擬試験など入試に即した問題に多く触れてほしい。
国語:「俳句の鑑賞 やや難」
井上知香 先生
※井上先生は神奈川新聞にも分析と解説を寄せていらっしゃいます。
数学:「対応力の高さ必要」
小笠原暁 先生
入試ならではのテクニックまで指導されてきたかどうかが大きな差になったといえるだろう。
理科:「深い知識問われる」
楠川祐治 先生
教科書の語句の単純暗記だけにとどまらない深い知識が問われた。〔中略〕それぞれの問題の難度はそれほど高くない
社会:「資料を読む力 重要」
上田数馬 先生
テスト形式で「知識を引き出す」練習が有効だろう。