平成26年度 横浜市立中学校1年生 前期期末試験では、「詩四編」(りんご、山のあなた、おれも眠らう、蝉頃)から以下のような問題が出題されました。
「詩四編」定期試験問題
問1
次の文章は詩の分類について書かれたものです。( )に入る言葉をアからキの中から選び、記号で答えなさい。
話し言葉に近い文体で書かれている詩を( 1 )といい、平安時代の文法から発展した書き言葉で書かれている詩を( 2 )という。( 3 )と( 4 )は口語詩であり、( 5 )と( 6 )は文語詩である。
- ア 現代詩
- イ 文語詩
- ウ 口語詩
- エ りんご
- オ おれも眠らう
- カ 山のあなた
- キ 蝉頃
問2
「りんご」の詩について
① この詩の後半は何行目からですか。漢数字で書きなさい。
② 最後の行の「ころがつてゐる」の読み方を、すべてひらがなで書きなさい。
問3
「山のあなた」の詩について
「山のあなた」とはどのような意味ですか。次から選び記号で答えなさい。
- ア 山の恋人
- イ 山に住む人
- ウ 山の向こう
- エ 山の幸福
問4
傍線部①「われひとと尋(と)めゆきて」とありますが、何をさがしに行ったのですか。詩の中の言葉一文字で答えなさい。
問5
「眠らう」の読み方をすべてひらがなで書きなさい。
問6
次の文は「おれも眠らう」について説明したものです。( )に入る言葉を考えて書きなさい。なお、( イ )と( ウ )には、詩の中の言葉が入ります。文中からさがして書きなさい。
この詩には、二匹の( ア )の会話が描かれている。一匹が( イ )と呼びかけ、もう一匹が( ウ )とこたえている。最後の行の――は、( エ )様子を表している。
問7
「蝉頃」の詩の中では、蝉の鳴き声は何と表現されていますか。
問8
傍線部②「はや蝉頃となりしか」から読み取れる作者の気持ちを次から選び、記号で答えなさい。
- ア もう蝉が鳴く季節になったという驚き
- イ うるさい蝉の声を聞きたくない怒り
- ウ 蝉が今年も出てきたという喜び
- エ 蝉が早く鳴かないかなあという期待
問9
少年時代の作者を表している言葉を詩の中から十一文字で答えなさい。
問10
蝉頃の季節を漢字で書きなさい。
問11
傍線部③「なつのあはれ」とは、何がどうなることですか。「□□が□□こと」と、ひらがな二文字ずつで答えなさい。
参考
- 工藤直子「野原はうたう」定期試験問題 横浜市立中学校 H25
- 杉みき子「にじの見える橋」定期試験問題 横浜市立中学校 H25
- 稲垣栄洋「ダイコンは大きな根?」定期試験問題 横浜市立中学校 H26
- 桑原茂夫「ちょっと立ち止まって」定期試験問題 横浜市立中学校 H24
- 荒川洋治「はじめての詩」定期試験問題 横浜市立中学校 H26
- 安東みきえ「星の花が降るころに」定期試験問題 横浜市立中学校 H25