教職員人事異動

平成28年度 神奈川県公立高校入試 学校ごとの面接点の傾向

神奈川全県模試は、平成28年度神奈川県公立高校入試における、面接点の得点差を追跡調査しています。その調査から、今年も、学校ごとの面接点の傾向が見えてきました。

面接の得点差がなかった学校、小さかった学校、大きかった学校は、それぞれ以下の通りです(※)。

面接の得点差がなかった学校

  • 横浜平沼
  • 多摩
  • 湘南
  • 西湘(一般)
  • 厚木
  • 海老名
  • 座間
  • 横浜市立横浜商業(商業)

多摩は全員が80点、海老名は全員が98点、座間は全員が92点でした。また、横浜平沼、湘南、厚木、横浜市立横浜商業(商業)は全員が100点でした。

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面接の得点差が小さかった学校

  • 港北
  • 岸根
  • 舞岡
  • 横浜市立桜丘
  • 柏陽
  • 横浜市立金沢
  • 横須賀
  • 横須賀大津
  • 七里ガ浜
  • 茅ヶ崎
  • 大磯
  • 足柄
  • 有馬(一般)
  • 大和
  • 横浜南陵(一般)

これらの学校では、面接点の差が100点満点中で2点程度しかつきませんでした。

例えば港北高校では、ほとんどの受験生の面接点が100点でした。現時点での平均点は99.95点です。

面接の得点差が大きかった学校

  • 新栄
  • 川和
  • 市ヶ尾
  • 保土ヶ谷
  • 横浜立野
  • 住吉
  • 追浜
  • 湘南台
  • 茅ヶ崎北陵
  • 鶴嶺
  • 神奈川総合(個性化)
  • 小田原
  • 金沢総合
  • 藤沢清流

面接点の標準偏差が5以上の学校です。

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川和

川和は最高点が100点、平均点が83.13点、最低点が80点、標準偏差が5.89でした。

茅ヶ崎北陵

茅ヶ崎北陵は最高点が91.17点、平均点が75.13点、最低点が55.88点、標準偏差が13.36でした。現時点での集計では、すべての高校の中で、面接点に最も大きな差がついています。

茅ヶ崎北陵は、県立高校改革のなかで、学力向上進学重点校にエントリーしています。来年以降も面接点に大きな差をつけるのかどうかに注目が集まります。

Notes

  • 3月14日(月)現在での中間集計に拠ります。あくまで暫定的な内容であることにご注意ください。
  • データ数は
    • 合格者開示得点が 1,722 名分
    • 合格者自己採点が 1,290 名分

    です。

  • 多くの学校では、S1値に占める面接点の割合が「2」です。そのため、面接点で1点の差がついた場合、S1値では2点の差がつくことになります。

Source

※ 伸学工房,「2016年度 高校入試(速報)報告会」レジュメ 5ページ,2016年3月16日.