平成26年10月11日に発売された『週刊ダイヤモンド』に「アーティストも学歴社会? 芸大・東京5美大のヒエラルキー」と題された表が掲載されました。
表は誌内40ページの「広告、ゲームの多様化で美大の就職戦線に異常あり」と題されたコラムに添付されたものです。「複数の芸大・美大関係者への取材を基に」作られています。いったいその「ヒエラルキー」とはどのようなものなのでしょうか。
芸大・東京5美大のヒエラルキー
大学名 | 相当する一般大学 | 特徴 | |
---|---|---|---|
1位 | 東京芸術大学 | 東京大学 | 芸術家肌 |
2位 | 武蔵野美術大学 | 慶應義塾大学 | 真面目 |
2位 | 多摩美術大学 | 早稲田大学 | 自由 |
4位 | 東京造形大学 | MARCH | IT・メディア |
5位 | 女子美術大学 | 日東駒専 | お嬢様 |
5位 | 日本大学芸術学部 | 日東駒専 | 写真・演劇 |
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コラム本編は芸大・美大からの就職についてのトピックです。
それによれば、「かつては皆無に等しかった私立〔美術〕大学……からの新卒採用が増えている」といいます。
広告媒体の多様化や携帯ゲームの隆盛で、デザイナーやイラストレーターの求人が急増したが、芸大・美大生の就職希望者は少なく、引く手あまた
だという「私立美大就職担当者」のコメントが引用されています。
例えば高校の進学実績を見る際に、芸大・美大への合格者数や進学者数はついつい見落としがちな所です。特に美術コースなどがある学校の実績を見る際に、この表はひとつの目安となるでしょう。