横浜サイエンスフロンティア高校(横浜市鶴見区)は『Science Frontier News』2025 年度(令和7年度)春夏号に掲載したカリキュラム(2026 年度(令和8年度)入学 18 期生用)において、SL III を3年次の必修としています。
この背景には、これまで SL III を履修する生徒が少なく、SSH に係る「中間評価」によって、
- 「高校3年「リテラシーⅢ〔SL III〕」が選択科目で生徒の参加率が10%以下であること等に課題がある。」
- 「3年次の課題研究選択者は単なる横浜市大への進学者〔市大チャレンジプログラム〕のための科目となっているように見えるため、早急に改善が必要である。」
などと指摘されたことがあるものと推察されます。
現在、横浜サイエンスは SSH 経過措置校の指定を受けており、SSH への復帰(SSH Ⅳ期指定の獲得)の瀬戸際にあります。
SSH 2025 年度内定校 横浜サイエンスフロンティア含まれず
https://kanagaku.com/archives/77557
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目次
横浜サイエンスⅢ期3年目 SSH 中間評価結果
別添3 中間評価結果について(指定校別)
https://www.mext.go.jp/content/20230130-mxt_kyoiku01-000027277_03.pdf#page=11
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原注
検討中のカリキュラムであり、変更することがあります。
注
SSH はⅠ期が最も指定されやすく、Ⅳ期にむけて指定されづらくなっていきます(「ガイドライン」参照)。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)ガイドライン (PDF:709KB)
https://www.mext.go.jp/content/20240904-mxt_kiban01-100000331_003.pdf
「経過措置」からの SSH 復帰
厚木高校は 2013 ~ 2017 年にⅠ期指定。その後 2018 ~ 2019 年度にかけて2年間の「経過措置」を経て、2020 ~ 2024 年度にⅡ期指定を受けています。
横浜サイエンスフロンティア高校についても同じように、「経過措置」を経て、Ⅳ期の SSH 指定を受ける可能性が考えられます。
神奈川県立高校の指定状況
- https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/ssh-kanagawa.html
- https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/13982682/www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/ssh-kanagawa.html
※横浜サイエンスは横浜市立高校。
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17 期生(2025 年4月入学)のカリキュラム
- https://web.archive.org/web/20250609153455/https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/hs/sfh/index.cfm/31,1877,c,html/1877/20240619-130938.pdf
- https://megalodon.jp/2025-0610-0034-59/https://www.edu.city.yokohama.lg.jp:443/school/hs/sfh/index.cfm/31,1877,c,html/1877/20240619-130938.pdf
- https://archive.md/lWp9z