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修学旅行民泊、アレルギー対応に限界・見回り原則謝絶も

まつうら党交流公社の事例

長崎県の一般社団法人まつうら党交流公社は、大規模な教育旅行を受け入れています。

神奈川県内在学の生徒にとっても修学旅行の民泊などでお世話になる可能性がありますが

  • アレルギー対応
  • 先生方の見回りの有無・可否

等について注意が要りそうです。


「お弁当」のアレルギー対応は不可

Q お弁当に関するアレルギー対応についてはどのようになりますか?

A 申し訳ありませんが、こちらのお弁当業者は専門の栄養士等を雇用しているような大手の弁当業者ではございませんので、食物アレルギー対応は出来ないとご判断下さい。よって、事前にお弁当の内容の成分表等を作成することも出来ません。原則として、お弁当に関するアレルギー対応につきましては自己判断とさせていただきます。ご了承下さい。

アレルギー対応は修学旅行での民泊を取りやめる際の大きな理由のひとつです。「平成29年度近畿地区公立中学校 修学旅行実施状況報告書」によれば、

①危機管理(アレルギー・天災等) ②費用 ③受け入れ側のマンネリ化 ④受け入れ民泊の差(食事・体験・部屋等)

を理由に挙げて民泊の利用を取りやめる事例が紹介されています。

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修学旅行で民泊利用を取りやめる理由 近畿地区公立中 2017
https://kanagaku.com/archives/61746


先生方の見回りは最小限

Q 民泊中は見回りが出来ますか?

A 民泊体験につきましては、受入家庭と一緒に行う共通体験で、お互いに相手の人柄を理解し打ち解け合います。共通の話題が出来ると会話も少しずつではありますが、お互いに信頼関係が生まれてきます。このように民泊中は生徒の皆さんも受入家庭も気持ちを集中して、懸命にコミュニケーションをはかろうとする大切な時間です。その為、先生方の見回りは病気等、直接本人に確認する必要のある場合に限定し、必要最小限にしていただきますようお願い致します。

修学旅行を民泊とした場合、先生方が生徒のみなさんと関わる時間が大幅に少なくなるものと思われます。もちろん、就寝時の見回りなどで先生方にかかる過度な負担は軽減すべきですが、過度なアウトソーシングはよい意味での「特権」を手放すことになる――教育コンサルタントの近田直人氏はそう主張します。

「おやすみなさい」「いただきます」「ごちそうさまです」……。修学旅行で親代わりとなって、こんなあいさつを交わすのは教師の“特権”だった。そして、教師と生徒の絆を強める効用があったはずだ。なのに、その肝心の部分を民泊先のおじさん、おばさんたちに奪われてしまうのは、あまりにも惜しい気がする。

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参考文献

一般社団法人まつうら党交流公社,「Q&A│松浦党の里 ほんなもん体験」,https://www.honmono-taiken.jp/qa/,2022 年 12 月7日閲覧.

  • https://web.archive.org/web/20221207125556/https://www.honmono-taiken.jp/qa/
  • https://www.honmono-taiken.jp/qa/#tab2