暫定倍率(進路希望調査結果)2025

川崎工科高校、コース受入れ人数上限で「進振り」始まる?

川崎工科高校(川崎市中原区)は学校ホームページ上に「系・コース受入れ人数の上限について」と題したお知らせを掲載。

令和4年度入学生より工業各系(機械系・電気系・環境科学系)で実習設備の使用状況、安全面などの観点から、各系・コースの受  け入れ上限人数を設定しています。

としています(スペースは原文ママ)。

同校は他の工業高校のように機械・建設・化学……といった学科に分かれていません。総合技術科の1科のみであり、入学者は「1年次では共通に工業や科学技術の基礎を学びます」。

そうしてその後、

2年生から6つのコースの中から生徒が希望するコースを選択

し、専門性を高めていきます。

2年生から分かれるコースは以下の6コースです。

  1. 機械エンジニアコース(機械系)
  2. ロボットシステムコース(機械系)
  3. 電気テクノロジーコース(電気系)
  4. 情報メディアコース(電気系)
  5. 環境エンジニアコース(環境科学系)
  6. 食品サイエンスコース(環境科学系)

各系・コースの受け入れ上限人数が設定されるということは、2年生になったときに生徒全員が必ずしも希望する系・コースに進めないということを示唆します。

高校に志願する段階で強く希望する系・コースがある場合には、進学者の振り分け(「進振り」)がどのように行われるのか確認しておいた方がよさそうです。


参考文献

神奈川県立川崎工科高等学校,「系・コース受入れ人数の上限について」,https://www.pen-kanagawa.ed.jp/kawasakikoka-th/nyugaku/keikosu.html,2022 年8月1日.

https://megalodon.jp/2022-0802-2326-16/https://www.pen-kanagawa.ed.jp:443/kawasakikoka-th/nyugaku/keikosu.html

神奈川県立川崎工科高等学校,「総合技術科の特徴」,https://www.pen-kanagawa.ed.jp/kawasakikoka-th/tokushoku/tokuchou.html,2021 年7月 31 日.

https://megalodon.jp/2022-0802-2333-44/https://www.pen-kanagawa.ed.jp:443/kawasakikoka-th/tokushoku/tokuchou.html