9月16日(火)に発売された『サンデー毎日』 2014年 10/12号に、「全国260私立大推薦入試情報」と題された記事が掲載されました。
この記事では「公募制推薦を行う主要な大学を出願基準ごとに掲載」しています。
公募制推薦とは
大学の推薦入試には指定校推薦と公募制推薦の2種類があります。今回『サンデー毎日』に掲載されているのは、このうち公募制推薦の方の基準値です。
指定校推薦では高校内での選考を通りさえすればまず間違いなく合格できるのに対して、公募制推薦では試験を受けても不合格になることがあります。このことから公募制推薦を利用する際には原則として一般入試に向けた勉強も続けなければなりません。
また、大学によっては高校1校あたりの出願者数に制限を設けている場合があります。この場合には指定校推薦と同様に高校での学内選考を通らなければなりません。
さらに国公立大学の公募制推薦の場合、地域の限定がある場合があります。推薦入試に慣れていないと進路担当の先生でもこの条件を見落としてしまう場合がありますので、遠隔地の国公立大学を公募制推薦で受験しようとしている場合には念入りに確認をしておきましょう。
参考
※ 大学受験パスナビ:旺文社,「推薦入試:2015年 推薦・AO入試の基礎知識」, https://passnavi.evidus.com/suisenao_201406/01/html/1 ,2014年10月2日閲覧.
※ 2015(平成27)年度入試用 赤本(大学入試過去問題集)既刊一覧