教育・受験ジャーナリストの見沼晋太朗(@schooljyuken)氏は 27 日、
と題した note を投稿。東京学芸大学附属学校運営部の金子一彦教授(教育学学士)への取材で
- 東京学芸大学附属高校(以下「学芸大附属」)では入学手続き後の入学辞退が可能であること
- 入学確約書は拘束力を持たず、提出者に入学を強制しないこと
- 募集要項の「入学辞退はしないでください」や、説明会での「辞退しないでください」は学校の「気持ち」に過ぎないこと
- 公立中学校に宛てた手紙は「附属高校のスタンス」を示したに過ぎないこと
を運営部見解として引き出しました。
金子教授は見沼氏の取材に誠実に対応し、運営部(大学)と大野校長(高校)との間に見解の乖離は無いとしています。
2019 年度入試で問題となり、2020 年度入試でも実際にはあったと推測される学芸大附属への入学辞退は、見沼氏による取材では、「可能」であると確認されました。
参考文献
- 見沼晋太朗,「東京学芸大学附属高校入試に大学が見解『辞退問題なし』」,https://note.com/minumaedu/n/n22be6ca629cd,2020 年 12 月 27 日.
- 東京学芸大学,「附属学校運営部」,https://www.u-gakugei.ac.jp/06kyouin/81.html,2020 年 12 月 28 日閲覧.