臨海セミナー、東大等合格実績「買う」も反省 1999 年報道

臨海セミナーは 1997 年度大学入試の際、受験シーズン直前に有名進学校の3年生にダイレクトメールを送付。東大、京大などの難関大学に合格したら 10 万円の「奨学金」を支給するという「特待生の勧誘」を行いました。

この結果、東大合格3人・京大合格1人といった合格実績が出て、合格者の顔写真と作文とが載ったチラシが配布されました。東大・京大合格4人のうち3人が「特待生の勧誘」に応じた生徒でした。

臨海セミナーはその後、1999 年6月 30 日の新聞折込チラシに、特待生勧誘に「行きすぎた行為があった」とする「お詫び」を掲載。この件に関し、『週刊朝日』の取材に対しては、

特待生の勧誘は、西日本に同様の手法で業績を伸ばしている塾があると聞き、やってみようとなったのです。でも、よいことではないし、一年でやめました

と話しています。

当時、臨海セミナーを率いていたのは佐藤勝氏。勝氏は 2015 年に代表取締役会長に就任し、代表取締役社長の席を佐藤博紀氏(現社長)に譲りました。


参考文献

稲垣えみ子,「神奈川 生徒獲得競争で勇み足“合格水増し”塾のお詫び」『週刊朝日』1999 年7月 16 日号 153 ページ.

月刊私塾界,「臨海の社長に佐藤博紀氏が就任」,https://www.shijyukukai.jp/2015/06/7874,2015 年6月 17 日.