7月27日(土)から28日(日)にかけて、横浜サイエンスフロンティア高校では夏の学校説明会が行われています。
そのなかで、学校から公式に、2014(平成26)年度入学者選抜における内申点の平均値が発表されました。
YSFH進路指導部が発表した、今春の入試におけるA値(内申点・評定値)の合格者平均は、約120/135です(重点化を考慮しない)。他の県内トップ校に比べ、さまざまな内申点をもつ生徒がYSFHに合格を果たしました。
目次
A値とは
A値とは、中学校の通信簿・通知票における5段階評価によって決まる値で、
2年生の9科の成績(5×9=45点満点)
と
3年生の9科の成績の2倍(5×9×2=90点満点)
の和(45+90=135点満点)のことを言います。
YSFHの約120という数値は、川和などの近隣トップ校の合格者平均が120後半(こちらの数字は神奈川全県模試の追跡調査によるものです)となるなか、比較的取りやすい値となっています。
『高校案内』掲載の合格者平均
書店で購入できる各種高校案内の合格者平均点は、あくまでも模擬試験会社の追跡調査によるものです。従って、学校からの発表と細かい数字が異なる場合があります。
ただ、YSFHによれば、掲載の各種データは「ほぼ正しくなっております」ということでした。
2014(平成26)年度入試におけるYSFHのデータは以下の通りです。
神奈川全県模試の伸学工房調べ
- 合格者平均内申:122 / 135
- 合格者平均入試得点:409 / 500 (重点化を考慮しない)
- 合格者平均偏差値:66 (神奈川全県模試の偏差値)
- 第1次選考合格ライン:687 / 800 (重点化を考慮)
※ 第1次選考での合格者は定員の90%まで。面接と特色検査を含めない、評定値と学力検査による得点です。 - 第2次選考合格ライン:610 / 700 (重点化を考慮)
※ 第2次選考の合格者は定員の10%。ここでは定員の97%までのラインを「第2次選抜合格ライン」としました。面接を含めない、学力検査での得点です。 - 第2次選考合格者最低点:541 / 700 (重点化を考慮)
文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールとスーパーグローバルハイスクールのW指定を受けたこともあり、YSFHの人気は今後さらに高まるものと思われます。
受検を考えている皆さんは積極的に情報を集め、対策を練っていきましょう。
参考
※ 横浜サイエンスフロンティアが2017(平成29)年度から附属中学校を開校
※ 2014(平成26)年度 横浜サイエンスフロンティア高校 大学合格実績
※ 横浜サイエンスフロンティア高校に関するその他の記事につきましてはこちらをご覧ください。