横浜市教育委員会は7月18日(金)、
「横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校を中高一貫教育校化します
~中高一貫教育校化基本方針を策定 平成29年度附属中学校開校を目指します~」
と題した記者発表を行い、横浜サイエンスフロンティア高校(YSFH)を県内で5校目、横浜市内では2校目となる公立中高一貫校とする基本方針を示しました。
目次
各種報道
- 横浜サイエンスフロンティア高校に付属中、17年に開校
- 横浜市、サイエンスフロンティア高に付属中を開校 17年メド
- サイエンス高、17年4月めどに中高一貫教育
YSFHの一貫校化後の募集定員
横浜サイエンスフロンティア高校附属中学校の生徒募集は2017(平成29)年度4月入学生(現小学4年生)からで、1学年2学級計約80人の定員が想定されています。
これに伴う校舎の新設や移転などはありません。
高校受験も引き続き行われるものの、定員は4学級計約160人に減る見込みです(現在は毎年6学級約240人を募集)。
そもそも横浜サイエンスフロンティア高校とは
YSFHは高校受験で県内最難関の一角を占めている学校です。
市が莫大な資金を投じて整備を進めた校舎には生徒が使える電子顕微鏡等の理想的な教育環境が整えられており、文部科学相からはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)とSGH(スーパーグローバルハイスクール)のダブル指定を受けています。毎年約240名の卒業生のうち100名程度が国公立大学に進学しており、理系・医系大学を中心に県内屈指の進学実績を残しています。
附属中学が極めて大きな人気を集めるだろうことは容易に想像できますし、また、募集人数が減る高校入試もいま以上の狭き門となることと思われます。
一貫校化の詳細は今後市の記者発表のページやYSFHホームページに掲載されていくことでしょう。
参考
※ 横浜サイエンスフロンティア高校についての他の記事につきましてはこちらをご覧ください。