東京駅の丸の内南口改札外、指定席券売機に向かって左手に「原首相遭難現場」と題されたプレートが掲示されています。
上記画像へのリンク:https://bit.ly/2G0QgSo
JR東日本,「駅構内図(東京駅)」,https://www.jreast.co.jp/estation/stations/1039.html,2019 年4月4日閲覧.
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原首相遭難現場
大正〔1921〕10 年 11 月4日 午後7時 20 分、内閣総理大臣原敬は、京都で開かれる政友会京都支部大会におもむくため、丸の内南口の改札口に向っていた。そのとき、一人の青年が飛び出してきて案内にあたっていた高橋善一駅長(初代)の肩をかすめ、いきなり刃わたり5寸の短刀で原首相の右胸部を刺した。原首相はその場に倒れ、駅長室で手当てを受けたが、すでに絶命していた。犯人は、原首相の卒いる〔ママ〕政友会内閣の強引な施策に不満を抱いて凶行におよんだと供述し、背後関係は不明であった。
参考
東京駅の浜口雄幸首相襲撃現場はどこ? 中央通路のまんなかに
https://kanagaku.com/archives/27187