2019大学入試
”早慶””MARCH”はもう古い?
私大の新序列
と題した記事を掲載しました。
記事中、
中学受験専門誌「進学レーダー」編集長の井上修さんは、各高校の「SMART」(スマート)の現役合格率を見ている。
という形で、「MARCH」に代わる新しい大学カテゴリー「SMART」が紹介されています。
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目次
大学カテゴリー「SMART」
「SMART」に属する大学は以下の各大学です。
- 上智大学(Sophia University)
- 明治大学
- 青山学院大学
- 立教大学
- 東京理科大学
記事中では分類について
「MARCH」では明治大、青山学院大、立教大に人気が集まり、中央大、法政大との間に溝があるといわれる。……「早慶上理」のグループ分けもあったが、確かに偏差値や就職実績などを踏まえると、早慶は別格
とコメントされています。
『進学レーダー』では……
ただし、『進学レーダー』2019年 1&2月号の87ページ「中学受験の基礎用語」を見ても、使われているのは依然として以下の各用語です。
A率
日能研独自の大学合格率算出方式で、卒業生100名あたり現役で何名が合格したかを表す数値。A率は4大学(東大・早稲田大・慶応義塾大・上智大)……への現役合格率を表す。
B率
日能研独自の大学合格率算出方式で、卒業生100名あたり現役で何名が合格したかを表す数値。……B率は6大学(東京理科大・明治大・青山学院大・立教大・法政大・中央大)への現役合格率を表す。
MARCH
明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大の頭文字をとったのがMARCH。
G-MARCH
MARCHに学習院大を加えたのが、G-MARCH。
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SMARTはMARCHに代われるか
MARCHがここまで浸透しているなか、それに代わる大学群名を打ち出すのは相当難しいように思われます。『進学レーダー』でさえ、SMARTを前面に押し出してはいません。
はたして今後、SMARTはMARCHに取って代わっていくのでしょうか。