平成30年度 神奈川県公立高校入試 入学定員増減のポイント

神奈川県教育委員会は先月27日、平成30年度神奈川県公立高校入試募集定員を発表しました。

ここではそのなかから、募集学級数(クラス数)が平成29年度入試から変わった全日制高校をすべてピックアップします。

神奈川県公立高校入試 クラス増減 2018

学校名 学科など H28-29 H29クラス数 H29-30 H30クラス数 備考
港北 8 9
横浜南陵 6 7 揺り戻し
横浜立野 6 7 揺り戻し
百合丘 9 10
横須賀 7 8
鎌倉 8 9
山北 5 6 連続増加
上鶴間 8 9
上溝南 8 9
橋本 7 8
横浜清陵 7 8
厚木清南 6 7
鶴見総合 6 7 揺り戻し
三浦初声 都市農業科 1 新規開校
保土ケ谷 9 8
舞岡 9 8 揺り戻し
生田東 9 8
10 9
横須賀大津 8 7 揺り戻し
津久井浜 7 6 揺り戻し
大楠 ▼▼ 4 3 高校改革
深沢 6 5 揺り戻し
西湘 9 8 除理揺戻
大和南 9 8 揺り戻し
座間総合 7 6 揺り戻し
横浜国際 国際科 5 4 連続減少
横須賀明光 国際科 2 ▼▼ 0 募集停止
磯子 8 ▼▼▼▼▼▼▼▼ 0 募集停止
相模原青陵 6 ▼▼▼▼▼▼ 0 募集停止

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参考


横浜国際

SGH(スーパーグローバルハイスクール)としてハイレベルな教育を行っている横浜国際が、2年連続の募集減です。

国際バカロレア認定推進校として、学校改革に取り組む準備なのかもしれません。

【参考】 東大推薦合格2016 横浜国際高校の臨海生が法学部に現役合格


西湘

西湘のクラス数の推移は、

  • 平成28年度:理数コース1クラスを含む8クラス
  • 平成29年度:理数コースがなくなり、9クラスに。実質的に1クラス増
  • 平成30年度:前年の揺り戻しで1クラス減

となっています。


大楠

県立高校改革において、クリエイティブスクール5校の学校規模は「1学年6学級規模」とされています(釜利谷は1学年7学級規模)。

それにもかかわらず今回、大楠は1学級減の3クラス募集となりました。

大楠は、県立高校改革の一環で、平成32年4月に横須賀明光へと統合(普通科はクリエイティブスクールとして設置)されることが決まっています。それを見据えた募集減でしょう。

今年の2月28日の時点で、大楠は20人の欠員(定員割れ)を起こしました。来年の入試の動向が気になるところです。

【参考】 平成29年度 神奈川県公立高校入試 学校別欠員・定員超合格者数

※ 神奈川県教育委員会,「県立高校改革実施計画(Ⅰ期)」, http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/1000120_3268984_misc.pdf#page=20
平成28年1月

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山北

山北が2年連続の募集増です。

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Sources

平成30年度入試

過年度入試