桐蔭学園高等学校はホームページ上に2016(平成28)年度入試の募集要項(男子部・女子部)を掲載し、進路相談基準を明らかにしています。
この基準をクリアしている場合、推薦・書類選考の各入試において合格の確約を取ることができます(男子部・女子部とも基準値は同じです)。
目次
推薦・一般入試共通の出願資格
※ 中学1年より中学3年11月末までの期間で、欠席日数の合計が20日以内。
※ 評定は、3年2学期またはそれに準ずるもので、調査書に記載されている数値とします。5段階評定の基準です。10段階の場合はそれぞれを2倍したものとします。
推薦入試
桐蔭学園が第一志望の場合に受験します。他校を受けることはできません。
理数科
- 5教科(英・国・数・理・社)の評定の合計が23以上。または9教科の評定の合計が41以上(23/25 or 41/45)。
- 英検準2級以上の資格(TOEFL®・TOEIC® はこれに準ずる)を有する生徒、漢検・数学検定のいずれかにおいて準2級以上の資格を有する生徒、生徒会本部役員を務めた生徒、または3年間皆勤の生徒は、5教科の評定の合計が22以上。または9教科の評定の合計が40以上(22/25 or 40/45)。
普通科
- 5教科(英・国・数・理・社)の評定の合計が22以上。または9教科の評定の合計が40以上(22/25 or 40/45)。
- 英検準2級の資格(TOEFL®・TOEIC® はこれに準ずる)を有する生徒、漢検・数学検定のいずれかにおいて準2級以上の資格を有する生徒、生徒会本部役員を務めた生徒、または3年間皆勤の生徒は、5教科の評定の合計が21以上。または9教科の評定の合計が39以上(21/25 or 39/45)。
- 英検2級以上の資格(TOEFL®・TOEIC®はこれに準ずる)を有する生徒。
- 運動・芸術などの分野において、都道府県大会で優秀な成績をおさめた生徒。
一般入試B方式(書類選考)
桐蔭学園では2015年度入試から新しく書類選考入試を導入しています。主に公立高校が第一志望の場合に利用します。
理数科
- 5教科(英・国・数・理・社)の評定の合計が24以上。または9教科の評定の合計が42以上(24/25 or 42/45)。
- 英検準2級以上の資格(TOEFL®・TOEIC® はこれに準ずる)を有する生徒は、5教科の評定の合計が23以上。または9教科の評定の合計が41以上(23/25 or 41/45)。
普通科
- 5教科(英・国・数・理・社)の評定の合計が23以上。または9教科の評定の合計が41以上(23/25 or 41/45)。
- 英検準2級以上の資格(TOEFL®・TOEIC® はこれに準ずる)を有する生徒、漢検・数学検定のいずれかにおいて準2級以上の資格を有する生徒は、5教科の評定の合計が22以上。または9教科の評定の合計が40以上(22/25 or 40/45)。
桐蔭学園の特徴
入試区分ごとの加点項目の違い
基準値については、他の高校で「加点」にあたる部分に注目です。
推薦入試では理数科・普通科ともに「英検・漢検・数学検定準2級」、「生徒会本部役員」、「3年間皆勤」が効いてきます。漢検準2級などは英検に比べて取得しやすく、狙いどころかもしれません。
一方で一般入試B方式(書類選考)では、「生徒会本部役員」、「3年間皆勤」による加点がありません。また、理数科ではそれらに加えて「漢検・数学検定準2級」による加点も効きません。
同レベル帯他校との校風等の違い
桐蔭学園は広大な校地に多くの生徒を擁する、いわゆるマンモス校です。
他校に比べて校則が厳しめで、男子の鎌倉学園や女子の法政大学女子、共学の山手学院などがかなり自由な校風であるのとは好対照を成しています。
鎌学、山手等がどちらかというと私立大学受験に強いのに対し(法女はほとんどが法政大学に進学します)、桐蔭は国公立大学に多くの合格者を輩出しています。
桐蔭学園へのアクセス
桐蔭学園
所在地: 〒225-8502 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614
電話: 045-971-1411