神奈川県は 2025 年度から、既存の高校体育館へも空調(冷房)設備の整備を進めます。
空調(冷房)設備の設置について、県はこれまで「〔体育館の〕新築や建て替えの際に行う方針」を採ってきました。猛暑や、特別支援学校体育館での空調(冷房)設備の稼働実績を踏まえての方針転換。
県は手始めに「湘南、相模向陽館、二宮の3校の体育館で停電対応型の空調設備の導入に向けた設計を予定」しており、今後についてたとえば二宮高校の 2026 年度入学者向け学校案内は、
令和9年度に体育館にエアコンが設置されます。
と紹介しています。
参考文献
神奈川県 令和 7年 第一回 定例会 02月12日-01号
黒岩祐治知事
7年度当初予算案の主要な施策について、御説明します。〔中略〕県立教育施設の整備を推進するため、新まなびや計画に基づく県立学校の耐震化や老朽化対策等に加え、高校の体育館の空調整備、県立図書館等の改修工事などを行います。
神奈川県 令和 7年 第一回 定例会 02月17日-02号
杉本透議員
昨年末に県議会として、国の学校施設環境改善交付金及び空調設備整備臨時特例交付金が高校を対象としていないことから、交付金の対象とするよう国に意見書を提出したところです。
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/prefkanagawa/SpMinuteView.html?council_id=441&schedule_id=2&minute_id=38&is_search=true
花田忠雄教育長
県立高校の既存の体育館は、容積が大きく、窓や扉も多いなど構造上の課題があるため、県教育委員会では、空調設備の導入について、新築や建て替えの際に行う方針としてきました。
しかし、今後も災害級の猛暑が続けば、体育館で活動する生徒の命や、避難所となった際の県民の健康に関わるおそれがあります。
こうした中、昨年、県立高校と同規模の体育館を持つ特別支援学校で空調整備した際、窓や扉を閉めて冷気を逃がさなければ、おおむね床上3メートルまでは、温度・湿度が着実に低下することを確認しました。
そこで、県教育委員会では、県立高校の既存体育館にも空調設備を導入する方針に転換し、当面建て替え予定がなく、かつ、災害時の避難所に指定されている学校に順次整備したいと考えています。
具体的に、来年度は、湘南、相模向陽館、二宮の3校の体育館で停電対応型の空調設備の導入に向けた設計を予定しています。あわせて、この取組に係る財政負担について、小中学校と同様、国の交付金の対象となるよう、引き続き国に強く働きかけてまいります。





