横浜学園校長、鹿児島県立高校による県外生早期募集に苦言

2023 年８月３日に行われた「令和５年度第２回神奈川県公私立高等学校協議会」において、横浜学園の田沼光明理事長校長（学校名と法人名とは同一）は、鹿児島県立高校が他都道府県の生徒に対して早い時期に募集をかけていることに対し苦言を呈しました（「議事録」ノンブル 12 ページ、PDF 13 ページ）。

早い時期に募集して「他県を荒らしまわるようなこと」

他県の県立の高校が他県で募集することがまかり通っている。鹿児島のある学校が東京都と大阪府で募集し、問題となった。この時も募集時期を守らない。要するに東京都で決めた募集の時期、東京が中学の教育を考えて決めた募集時期よりも早い時期に募集してしまう。こういう他県を荒らしまわるようなことが起こっていることも考えなくてはならない。この学校では今は募集が少なくなっているようで問題にはならなくなりましたけれども、県立高校が他県で募集していることがそもそもどうなのでしょうか。このこと自体、県民が怒らないのかなと思ったら、村おこし、町おこしで県民が諸手を挙げて賛成しているとか、とにかく信じられない状況があるようです。そういうようなことが今、起こっていると考えながら、全国でも今まででは考えられないようなことが起こっているという情報を入れさせていただきます。