2023 年度 神奈川県公立高校入試の選考基準に係る 2022 年度入試からの変更点です。全日制全校を網羅しています。
変更があるのは
- 麻生
- 津久井浜
- 市立南
- 逗葉・逗子統合校
- 神奈川総合(舞台)
の5校のみです。
※クリエイティブスクール(田奈・釜利谷・横須賀南・大井・大和東)の選考基準は実質的に変更なしです(観点別評価の観点の数が変わったため、その部分での調整のみ)。
目次
第1次選考
麻生・津久井浜:重点化なしに
<神奈川県公立高校入試情報>
来年度の入試選抜基準等が本日発表されました。今春と比べて基準に変更のある高校は少なく、変更点としては第1次選考で麻生・津久井浜の重点化がなくなったほか、第2次選考の比率に一部高校で変更があります。https://t.co/dU1SejHP9S— 学習塾ステップ【公式】 (@stepv_official) June 10, 2022
ステップの 10 日(金)19:48 のツイートの通り、麻生と津久井浜とで重点化がなくなりました。
2校を除き、第1次選考基準に変更はありません(比率、重点化とも。クリエイティブスクールについては上述)。
現行制度下における最後の入試であり、各校基準の変更を控えたものと思われます。
第2次選考
市立南:73→82
2022 年度入試の比率「学力検査:面接=7:3」を変更します。
2023 年度入試の新しい比率は「学力検査:面接=8:2」です。
学力検査の英語に 1.5 倍の重点化は維持されます。
逗葉・逗子統合校:73→82
逗葉高校の2022 年度入試の比率「学力検査:面接=7:3」は統合校に引き継がれません。
逗葉・逗子統合校の 2023 年度入試の比率は「学力検査:面接=8:2」です。
神奈川総合(舞台)735→375
2022 年度入試の比率「学力検査:面接:特色検査=7:3:5」を変更します。
2023 年度入試の新しい比率は「学力検査:面接:特色検査=3:7:5」です。
面接比率の高さは専門学科では珍しくありません。たとえば以下の5校では第2次選考で以下のような比率を採用しています(2022、2023 年度入試とも)。
- 相模原弥栄(スポ・音楽・美術)285
- 横浜商業(スポ)375
- 荏田(普通科。ただし部活動が盛ん)46‐
- 市立川崎(福祉)46‐
- 市立橘(スポ)465
※第1次選考では面接比率が2でないケースの方が珍しいです。全日制では市立橘(スポ)4、市立川崎(福祉)3、三浦初声(農業)3の3校のみ。
参考文献
2023 年度入試
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/63368/02_r5ichiran.pdf
https://megalodon.jp/2022-0611-0208-49/https://www.pref.kanagawa.jp:443/documents/63368/02_r5ichiran.pdf
- 神奈川県公立高校入試 第1次選考基準 2023
https://kanagaku.com/archives/57244 - 神奈川県公立高校入試 第2次選考基準 2023
https://kanagaku.com/archives/57267
2022 年度入試
- 神奈川県公立高校入試 第1次選考基準 2022
https://kanagaku.com/archives/47624 - 神奈川県公立高校入試 第2次選考基準 2022
https://kanagaku.com/archives/47654