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花博 2027 への反対の声
朝日新聞は9日の夕刊 11 面(社会面)に
「自然との調和」掲げる横浜市の花博計画
「生態系守れぬ」反対の声
と題した記事を掲載しました。
記事は花博 2027 に関し
オオアカバナが育ち、〔中略〕和泉川では同じく絶滅危惧種に指定されているホトケドジョウの姿も
として(「瀬谷環境ネット」宮島さんの言葉)、自然環境の保全を訴えています。
花博は予定通りであれば「今月中旬ごろに閣議決定を経て博覧会国際事務局(BIE)に認定申請」されます。
来場者数
記事はオンラインを含めた花博への参加者を 1,500 万人と紹介しています(バブル期に行われた大阪花博の来場者数は 2,300 万人以上とも)。
「環境影響評価方法書 概要及び縦覧のお知らせ」によれば、1,500 万人のうち「有料来場者数」は 1,000 万人以上の計画(花博協会環境課 によれば、500 万人はバーチャル参加やサテライト会場での参加などを見込んでいるようです)ですが、もし多くの来場者に恵まれたとすると、周辺道路の渋滞などによる環境負荷も懸念されるようです(環状4号線(その一部がいわゆる「海軍道路」)等の混雑)。
海軍道路と桜並木
「跡地開発に伴う道路拡張」も一部で問題視されています。
横浜市は海軍道路の拡張に伴う桜並木伐採を計画していますが、現在の計画では瀬谷町以北が拡幅されるだけ(瀬谷西高校などがある中屋敷以南は拡幅対象外)です。
このため、交通渋滞の緩和効果が限定的だとも憶測されており、地域住民に親しまれている桜並木が切られてしまうことと相まって、反対の声も聞かれます。
※計画は八王子街道と海軍道路との交差点整備を含むと思われますが、たとえばそうした整理には大きな意義を感じられもします。
参考文献
横浜市,「周辺道路の整備計画概要」,https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/jokyo/sonota/kamiseya/douro-seibi/gaiyou.html,最終更新日 2021年2月24日.
https://megalodon.jp/2022-0610-1454-03/https://www.city.yokohama.lg.jp:443/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/jokyo/sonota/kamiseya/douro-seibi/gaiyou.html