2022 年度 神奈川県公立高校入試に係る湘南高校のボーダーライン予想(第1次選考・第2次選考)です。
2022 年2月 22 日(火)にカナガクが送信したメッセージをリライトしています。
目次
選考基準
湘南高校の第1次選考基準は3521の重点化なし、第2次選考基準は822の重点化なしです。2021 年度入試から変更ありません。
2021 年度入試 ボーダーライン予想
第1次選考 2021
まず、2021 年度入試における6科ボーダーを見てみましょう。神奈川全県模試の追跡調査結果が声の教育社の『高校受験案内』に掲載されており、それによれば、第1次ボーダーが 990 /1100 です。
湘南高校は 2021 年度入試において、面接でまったく差をつけませんでした。ここから、第1次ボーダー(af+bg+di)は実質的に 790 /900 だったことが分かります。
790 点の内訳はおそらく
- 内申点 300 /300 点(af ※A=135 /135)
- 学力検査 448 /500 点(B, bg)
- 特色検査 42 /100 点(D, d, di)
です(af+bg=748 。神奈川全県模試が7月に行った「特色検査対策特別セミナー」資料8ページ上段をカナガクが解釈)。
※6月の神奈川全県模試のセミナー資料によれば第1次ボーダーは af+bg 741 /800。カナガクの解釈にどこか不十分な点があるものと思われます。
第2次選考 2021
6月の神奈川全県模試のセミナー資料によれば、2021 年度入試における湘南高校のボーダーラインは
- 第2次 実用値 456 /500
- 第2次 実測値 439 /500
でした。
第2次選考における学力検査得点最低点は 439 /500 点。この受験生は特色検査で 60 /100 点ピッタリをとっていたと思われます(「特色検査対策特別セミナー」資料8ページ上段より)。
ここから、2021 年度入試における湘南高校の第2次選考ボーダーは
702.4+120=822.4 /1000
と予想されます(面接の 200 点分を除きます)。
まとめ 2021
まとめると、2021 年度入試では面接点で差がつかなかったので、
- 2021 第1次選考ボーダー予想:af+bg+di=790 /900
- 2021 第2次選考ボーダー予想:822.4 /1000
となります(満点から面接の 200 点分をそれぞれ引いています)。
2022 年度入試 ボーダーライン予想
ステップ平均点変動
2022 年度入試におけるボーダーライン予想にはステップ平均点の変動を用います。
21 日に発表された6科目自己採点平均点速報によれば、湘南の変動は
- 5科:-3.8 /500
- 特色:+10.8 /100
でした。
いま、仮に、ステップ平均の変動がそのままボーダーラインの変動と一致するとします。そうすると、まず第1次選考ボーダーが
2022 第1次選考ボーダー:af+bg+di=797 /900
と予想されます(+7.0。比率3521のため、学力検査得点・特色検査得点をそのまま S1 値の計算に使えます)。
また、第2次選考ボーダーについては
- bg 値の下がり幅が
-3.8÷500×800=-6.8 - gi 値の上り幅が
10.8÷100×200=21.6
となり、合わせて +14.8、つまり
2022 第2次選考ボーダー:bg+di=837.2 /1000
と予想されます。
「仮に~一致するとします」というところがやや強引なのですが(※妥当性について要検証)、ここでは等閑視することとします。
まとめ 2022
第1次選考ボーダー予想 2022
S1
=af+bg+ch+di
=997 /1100
第2次選考ボーダー予想 2022
S2
=1037.2 / 1200