11月1日(土)、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校は秋の学校説明会を行いました。
そのなかで入選委員会の先生から面接のポイントが説明されています。
目次
面接の観点・面接点の算出方法
横浜サイエンスフロンティア高校の面接には5つの観点が設定されています。
※ 単位制による全日制 専門学科 選考基準[PDFファイル/229KB]
面接における各校共通の評価の観点3つ
- 入学希望の理由
- 中学校での教科等に対する学習意欲
- 中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲
学校ごとの観点2つ
- 将来の展望
- 科学に対する興味・関心
面接では面接官の先生から5つの質問がなされます。5つの内容についてそれぞれ3段階評価が行われ、面接点が算出されるそうです。
面接の形式
面接官の先生は2人、時間は10分程度と説明されています。
ただし、伸学工房(神奈川全県模試)が発行している『平成26年入試用 神奈川県公立・国私立高校入試の面接にのぞむ』116ページでは、2013年度入試の面接状況について「面接官3名」となっています。面接方法が変わったのかもしれません。
面接で聞かれる質問
『面接にのぞむ』116ページには「先輩が受けた面接Q&A」が掲載されています。どんな質問が実際になされたのでしょうか。
- 【志望理由】 本校を志望する理由を教えてください。
- 【中学校での学習】 中学校で頑張った教科は何ですか。
- 【中学校での活動】 教科以外の活動で頑張ったことは何ですか。
- 【高校での活動】 本校で頑張りたいことは何ですか。
- 【将来の展望】 将来の夢は何ですか。
- 【その他】 最近の科学に関するニュースで何か気になるものはありますか。
これを見ると、確かに5つの観点に基づく質問がなされていることが分かります。
面接の重要度
平成26年度入試から、得点開示で面接点も分かるようになりました。その結果を見てみると、面接でまったく得点差がつかなかった学校もあるようです。
しかし、横浜サイエンスフロンティア高校では面接でしっかりと得点差がつきます。
伸学工房(神奈川全県模試)が作成した「2014年度入試 面接点の標準偏差」という追跡調査結果によれば、横浜サイエンスフロンティアの標準偏差は6.29であり、進学重点校のなかでは追浜の6.76に次いで大きくなっています。
他の進学重点校を見てみると、厚木が0.00、湘南0.19、市立桜丘0.58、横浜翠嵐0.58などとなっており、YSFHがいかに面接も重視しているかが分かります。
参考
※ 横浜サイエンスフロンティア高校についてはこちらもご覧ください。
横浜サイエンスフロンティア高校へのアクセス
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校
所在地: 〒230-0046 神奈川県横浜市鶴見区小野町6
電話: 045-511-3654