11月1日(土)、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校は秋の学校説明会を行いました。
そのなかで校長の栗原峰夫先生から特色検査のポイントが説明されています。
目次
YSFH 特色検査(自己表現検査)のポイント
翠嵐とは方向性の異なる出題
栗原校長先生によれば、サイエンスの特色検査は「基礎的・基本的な知識・技能を広く活用」する力を見るものです。その意味では「どこかの県立高校とはまったく違う出題」であると説明されました。
「どこかの県立高校」とはおそらく横浜翠嵐のことだと思われます。
評価における4つの観点
既に県のホームページ[PDFファイル/118KB]でも公開されていますが、サイエンスの自己表現検査では4つの観点による評価が行われます。
- 読解力
- 情報活用力
- 課題設定力
- 課題解決力
の4つです。
説明会では実際の過去問題を例に挙げ、どの設問がどの力を見るためのものなのか解説が加えられました。
解答の作成にあたって
解答作成にあたって注意したいポイントは4つです。
- 正確に、丁寧に。
- ポイントを明確に。
- 根拠を示す。
- 具体的に、分かりやすく。
お話しのなかではグラフを正確に書くこと、雑にしないことなどが例として挙げられました。
社会問題にきちんと向き合うこと
理数科の学校ではありますが、求められているのは「社会問題にきちんと向き合う」生徒です。「単なる理科オタク」にならないように――というお話もありました。
メガネ率は他校の人間が思っているほど高くない
— YSFH bot@品性高潔 (@ysfh_tak) 2014, 10月 29
栗原校長先生からの最後のアドバイスは、「自分の力を信じて、とにかく記述すること」でした。
横浜サイエンスフロンティア高校を志望校に捉えているみなさんであれば、その力は確かなものに違いありません。2015年の春、知の開拓者として鶴見小野に降り立てるよう、がんばってください。
参考
※ 手紙形式の問題文が2年連続したことについては「たまたま」だというお話でした。
※ 神奈川県公立高校 特色検査入試過去問題集を声の教育社が発売
※ 神奈川県公立高校 特色検査入試過去問題集を東京学参が発売
※ 横浜サイエンスフロンティア高校についてはこちらもご覧ください。
横浜サイエンスフロンティアへのアクセス
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校
所在地: 〒230-0046 神奈川県横浜市鶴見区小野町6
電話: 045-511-3654