2022(令和4)年度 神奈川県公立高校入試における第1次選考基準「比率」変更のポイントです。
目次
凡例
3つ(4つ)の数字は比率fgh(i)を表します。
たとえば「532」は
内申:入試:面接=5:3:2
を表します。
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横浜立野高校
532から442へ。
内申の比率が下がり、入試の比率が上がりました。
市立幸高校(ビジネス)
433から442へ。
面接の比率が下がり、入試の比率が上がりました。2021 年度入試までの面接比率「3」はかなり珍しいものでした。
この変更により、第1次選考で「面接」の比率が2よりも大きいケースは、
- 市立橘(スポ):334
- 市立川崎(福祉):433
- 三浦初声(農業):343
の3件だけとなりました。
白山高校(美術)
4424から4423へ。
特色検査(実技検査)の比率が下がりました。
神奈川総合高校(国際)
特色検査を取り止め。3522から352へ。
2021 年度入試まで行われていた特色検査(自己表現検査)は、
学校生活や社会生活などに関するテーマについて、原則として6人でグループ討論を行う。
- テーマは、当日の検査開始30分前に提示する。
- 初めに、グループで自由討論を12分間行う。その後、意見発表を一人30秒以内で行う。
というものでした。
横浜国際高校(本体)
4422から4421へ。
特色検査の比率が下がりました。学力向上進学重点校エントリー校となり共通特色を採用する影響だと思われます。
横浜国際高校(IB)
4424から4422へ。
特色検査の比率が下がりました。IB でも共通特色が採用されますが、
とされています。
※https://www.pref.kanagawa.jp/documents/63368/r4_21tokushokujikohyogen.pdf
参考文献
神奈川県教育委員会,「令和4年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要」,https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/nyusen/nyusen/senko_kijun.html,2021 年6月 10 日.
https://web.archive.org/web/20201023085833/https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/nyusen/nyusen/senko_kijun.html