教職員人事異動

新型コロナ「追加の検査」対策に二次募集の過去問が有効か

追加の検査

2021 年度 神奈川県公立高校入試で設けられた新型コロナウイルス感染症に係る追加の検査」(3月 10 日実施には、「学力検査」(2月 15 日実施)・「追検査」(2月 22 日実施)と異なる部分があります。

全日制の試験に関して比べてみると、

  • 教科数:2月の「学力検査」「追検査」は5教科、3月の「追加の検査」は3教科(英・数・国)
  • 試験時間:2月の「学力検査」「追検査」は各教科 50 分、3月の「追加の検査」は各教科 30 分

という違いがあります。

おそらく、3月の「追加の検査」は、二次募集に倣う形で実施されるものと思われます(2021 年度入試の二次募集と「追加の検査」とは、ともに3月 10 日に同一時間割で学力検査)。


二次募集

共通選抜の二次募集には、「一次募集」とは異なる部分があります。まず「追加の検査」のように

  • 英・数・国の3教科入試
  • 試験時間が各教科 30 分間

です。また、

  • 全日制の課程と定時制の課程とで問題が同一(難度が「一次募集」と異なる)
  • マークシート方式ではない解答用紙

です。

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追加の検査の問題はどうなる?

3月に行われる「追加の検査」では、試験時間が共通選抜「一次募集」と異なる(20 分短い)以上、問題も「一次募集」と異なるものとなるはずです。

「追加の検査」の学力検査日時は3月 10 日の午前中、9時から 11 時 30 分までで、二次募集のそれと同じです。スケジュール上は、二次募集の問題をそのまま「追加の検査」の問題として使っても問題ありません。

受験生は、塾の先生などの指導者から二次募集の過去問題を解くよう求められた場合、「追加の検査」対策だと思うのがよいでしょう。


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