横浜市は2014(平成26)年度から「横浜市 世界を目指す若者応援事業」を開始しました。これは「国際社会を舞台に活躍を目指す市内在住・在学の高校生を対象とする海外留学支援事業」であり、「高校生が……将来的には、国際社会に貢献できる一員に成長するきっかけになることを目指」すものです(※)。
先日、66名の応募のなかから選ばれた38名のうち、姉妹校等留学プログラム支援の対象者の在籍校が発表されました。
世界を目指す若者応援事業 対象者在籍校
姉妹校等留学プログラム支援短期
カナダ
- 市立みなと総合 2人
- 市立南 2人
- 市立横浜サイエンスフロンティア 2人
- 私立横浜隼人 2人
オーストラリア
- 県立横浜国際 6人
- 私立横浜創学館 2人
韓国
- 県立神奈川総合 2人
台湾
- 市立横浜商業 2人
ドイツ
- 横浜フランクフルト友好委員会 2人
米国
- 市立横浜商業 2人
メキシコ
- 私立横浜翠陵 2人
姉妹校等留学プログラム支援長期
米国
- 私立横浜女学院 1人
ニュージーランド
- 私立横浜女学院 1人
横浜市の事業ということで、横浜市立高校の在籍生が多く選ばれている印象です。県立では神奈川総合と横浜国際という、国際教育に力を入れている2校が挙がりました。私立は長期留学に2人を送り出す横浜女学院が目立つでしょうか。
文部科学省からSGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定を受けた横浜サイエンスフロンティアと横浜国際からは、合わせて8人がこの機会に海外へと羽ばたきます。
参考
※ 2014(平成26年度) スーパーグローバルハイスクール指定校が決定
※ 神奈川新聞社 カナロコ,「38人が海外へ 「国際的人材に」対象者市が決定 高校生の留学支援事業」, http://www.kanaloco.jp/article/75778/cms_id/95019 ,2014年8月7日閲覧.
※ 横浜市,「世界を目指す若者応援事業」, http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/kokusai/ouenjigyou/ ,2014年8月7日閲覧.