旧学区トップ校など県内 22 の主要公立進学校(高校)において、2018 年3月卒業生のうち「進学準備ほか」の進路を選んだ先輩方の割合です。
その多くは4月、既卒生・浪人生として、駿台予備学校や河合塾などの門を叩いていると思われます。
目次
進学準備ほか率 2018 年3月卒生
No | 学校名 | 進学準備ほか率(%) | 卒業生数(人) | 進学準備ほか(人) | 旧学区など |
---|---|---|---|---|---|
10 | 湘南 | 34.9 | 358 | 125 | 鎌倉藤沢 |
9 | 横須賀 | 30.3 | 277 | 84 | 横須賀三浦 |
23 | 神奈川総合 | 29.9 | 254 | 76 | その他 |
1 | 横浜翠嵐 | 29.7 | 350 | 104 | 横浜東部 |
5 | 柏陽 | 27.2 | 316 | 86 | 横浜南部 |
14 | 小田原 | 25.1 | 311 | 78 | 県西 |
20 | 鎌倉 | 24.3 | 309 | 75 | エントリー校 |
21 | 横浜サイエンス | 22.6 | 234 | 53 | その他 |
12 | 平塚江南 | 22.0 | 309 | 68 | 平塚 |
3 | 希望ケ丘 | 20.6 | 320 | 66 | 横浜西部 |
4 | 光陵 | 19.9 | 316 | 63 | 横浜中部 |
15 | 厚木 | 18.0 | 356 | 64 | 厚木海老名愛甲 |
11 | 茅ケ崎北陵 | 17.4 | 276 | 48 | 茅ケ崎 |
2 | 川和 | 15.8 | 322 | 51 | 横浜北部 |
7 | 新城 | 15.5 | 265 | 41 | 川崎南部 |
8 | 多摩 | 15.4 | 273 | 42 | 川崎北部 |
6 | 横浜緑ケ丘 | 14.6 | 274 | 40 | 横浜臨海 |
13 | 秦野 | 13.4 | 357 | 48 | 秦野伊勢原 |
18 | 相模原 | 12.3 | 276 | 34 | 相模原北部津久井 |
19 | 横浜平沼 | 10.7 | 272 | 29 | エントリー校 |
16 | 大和 | 8.9 | 281 | 25 | 大和座間綾瀬 |
22 | 横浜国際 | 8.7 | 195 | 17 | その他 |
17 | 相模大野 | - | - | - | 相模原南部 |
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表の見方
「No」列
表中各学校ははじめ、「進学準備ほか率」が高い順に並んでいます。一般的な並び順に並べ替えるときに、この列でソートしてください。
「エントリー校」
県が指定する学力向上進学重点校にエントリーしている学校のうち、旧学区トップ校ではない高校です。
相模大野高校
現在の県立相模原中等教育学校です。
雑感など
湘南
湘南高校は例年「進学準備ほか率」が高いです。在学中は高校生のうちにしかできない学校行事や部活動などに全力を傾けて、大学受験準備は予備校で――と考える方が多いのかもしれません。
最大のイベントは「日本一」の呼び声も高いクラス対抗の体育祭だ
※ アタック25 高校生大会 神奈川県立湘南高校2年生の鈴木ゆいさん
横浜翠嵐・横須賀
横浜翠嵐と横須賀との「進学準備ほか率」が約3割です。「進学校の進学準備率は3分の1程度が適当」という認識が持たれることがあり、両校はこれにぴったりとはまります。
※ 開校前 YSFH 視察「国公立・私立・浪人を3分の1ずつ」
横浜平沼
将来のライフイベントに備え、一般的に女子(の家庭)は「進学準備ほか」の進路を敬遠する傾向があります。
もともと女子校だった横浜平沼では現在も女子比率が高く、これが「進学準備ほか率」を押し下げる要因になっているものと思われます。
【参考】2017 年3月卒業生
県内公立進学校 進学準備ほか率ランキング 2017 年3月卒生
Sources
データは
声の教育社,『神奈川県高校受験案内 2020 年度用』,2019 年7月
に基づきます。表中のパーセンテージについては、各学校の「卒業後の進路」のデータのうち、円グラフのパーセンテージではなく、右に付された人数から求めたパーセンテージを用いています