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朝日新聞は6月 28 日の朝刊 23 面で「101 回目の現場から(4) 『課題』抱えつつ白球追う」と題した記事を掲載。クリエイティブスクールである大楠高校の野球部を取り上げました。
クリエイティブスクール
記事中ではクリエイティブスクールについてこう説明されています。
全日制普通科の中にも、中学までに学習などで自分の力を十分に発揮できなかった生徒を積極的に受け入れる学校がある。県内に5校ある「クリエイティブスクール」だ。
こうした学校については、黒川祥子『県立! 再チャレンジ高校 生徒が人生をやり直せる学校』で詳細を知ることができます。
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「唯一、連合を組まずに大会に」
大楠高校の野球部は、校内のチームスポーツで「唯一、連合を組まずに大会に出場している」といいます。
「実戦練習では……一緒にプレーする」という倉田陵監督のお話が載っており、
中学までに力を発揮できなかった生徒が多い学校だからこそ、野球を通して自信を育てていきたい
とおっしゃっています。
大楠高校としての最後の大会
大楠高校は県立高校改革により、来年春に横須賀明光と統合されます。横須賀明光の校地が使われるため、実質的には大楠の廃校となります。大楠高校野球部にとっての最後の夏です。
初戦は7月 16 日、旭または横浜商業との間で戦われます。かなり厳しいトーナメントですが、ぜひ1イニングでも長く夏の大会を続けてほしいと思います。
参考
神奈川県教育委員会,「横須賀三浦・湘南地域 普通科・専門学科併置校(横須賀明光高校・大楠高校)設置計画」, http://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/cnt/f534887/documents/h32yokosukamiura.pdf ,2019 年3月.