進路相談は不公平? 私立高校の推薦・併願合格確約は問題か

青葉区選出の横浜市会議員、行田朝仁さんは、日経新聞の「〔高校授業料〕無償化は生徒確保に懸命な私立校のモラルハザードを招く」という指摘について、

こうした指摘は大事にしなくてはならないと思います。

と仰っています。

日経の記事の背景にあるのは「進路相談」のシステムです。ここではその「進路相談」への賛否をまとめました。

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合格「内定」は問題か

進学塾ivy,「『受験相談』報道について考えてみる①」,2015年8月28日.

大阪にある関西大学第一高等学校が、入学試験前に合格の「内定」を出していたことが問題として取り上げられました


進路相談は不公平?

Wikipedia,「合格確約問題」,2018年12月9日閲覧.

確約をされていない生徒が受験をした場合には確約をされた生徒が受験をした場合よりも高得点を取っていたのに不合格となっていることから入試が不公平になっている

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進路相談への模試の利用

★銀次郎の合格ブログ,「首都圏の私立高5校、模試の結果で合格確約」,2015年8月21日.

大手学習塾が実施した模擬試験(模試)の結果を基に、一部の受験生の合格を事実上確約……塾側は模試の一部を受験生33人に事前に解かせていたことも判明


進路相談は早期の囲い込み?

行田朝仁「安全・安心の横浜へ!」,「神奈川県 私立高校授業料実質無償化について 4151」,2018年3月20日.

東京都の都立高校入試……総受験者も昨年より3千人近く減った。どんな学校で減ったのかをみると、偏差値が……44以下ではほぼ2校に1校が20人以上減らした。……都内私立の推薦受付が12月15日に解禁される……この時点で、学力の低い生徒が私立高校の単願推薦に回ったと考えられる。

でも、そんなにハードルが低い私立高校があるのだろうか。

……都は私立高校の授業料無償化へ舵(かじ)を切った。……そのこと自体は歓迎すべきだが……受験生を、早期に囲い込む状況が生まれるとしたら問題だ。無償化は生徒確保に懸命な私立校のモラルハザードを招く。

※ 「ハードル」云々について、日経新聞は偏差値や私立高校を何だと考えているのかとも思いますが……。