キム・ファン『すばこ』の読書感想文例です。
分量は、題名・学校名・氏名を除き、400字詰め原稿用紙で2枚ぴったりです。
目次
すばこ
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『すばこ』を読んで
神奈川 太郎
『すばこ』をよんで、ぼくは、
「ベルレプシュだんしゃくは、とてもラッキーだなあ」
と思いました。
ベルレプシュだんしゃくは、鳥がだいすきです。じぶんの森に
「どうすれば、もっと多くの鳥がきてくれるのだろうか」
と考えて、すばこをたくさんおくことにしました。すばこはだいせいこう。たくさんの鳥たちがベルレプシュだんしゃくの森へとやってきました。
だんしゃくがゆうめいになったのは、一九〇五年のことです。ハマキムシがだいはっせいし、ふきんの森や林がほとんどかれてしまったとき、だんしゃくの森だけはなんともありませんでした。すばこでそだった鳥たちが、ハマキムシの幼虫を、すっかり食べてしまったのです。
ぼくも、ベランダにエサをおいて、鳥をあつめたことがあります。ところが、そのときには、お母さんからおこられてしまいました。鳥がだいすきで、じぶんのところにもっと多くの鳥にきてほしいという気もちは、だんしゃくとおなじだったのに、いったい、何がいけなかったのでしょうか。
お母さんによれば、鳥があつまると、そのフンがまわりのみんなにめいわくをかけてしまうのだそうです。たしかに、フンが上からおちてくるのは、ぼくもいやです。
だんしゃくは、じぶんがすきなことをしました。そして、みんなからほめられました。これは、とてもラッキーなことです。じぶんがすることが、みんなのやくに立つのか、それともみんなにめいわくをかけてしまうのか――これは、してみたあとでないとわかりません。
すきなことで、みんなにほめてもらえるようなラッキーは、どうしたら手に入るのでしょうか。
参考
話題ネタ!会話をつなぐ話のネタ,「『すばこ』読書感想文あらすじ(ねたばれ)オススメ度・書き出し例文」, http://xn--5ck1a9848cnul.com/8998 ,2017年5月17日閲覧.