神奈川県が作成した公立中学校用の「評価資料集」に掲載されている、
観点別学習状況の評価から評定への総括に至るモデル
です(国語)。
「C」から「Aマル」までの観点別評価が、どのように「1」から「5」までの評定値を決定するのでしょうか。
観点別評価から5段階評定への総括に至るモデル
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計算の例
「Aマル」がひとつでもあれば、「1」はつかない
もし5つの観点のうち、ひとつでも「Aマル」があれば、評定値で「1」がつくことはありません。
「1」がつくのは観点別評価の合計値が「8点以下」となった場合です。「Aマル」ひとつで「5点」を獲得できるため、他の観点がすべて「C」だったとしても、観点別評価の合計値は「9点」となり、評定値は「2」となります。
「C」がひとつでもあれば、「5」は取れない
もし5つの観点のうち、ひとつでも「C」があれば、評定値で「5」を取ることはできません。
「5」を取れるのは観点別評価の合計値が「22点以上」となった場合です。「C」ひとつで「4点の失点」となるため、他の観点がすべて「Aマル」だったとしても、観点別評価の合計値は「21点」となり、評定値は「4」となります。