神奈川県が作成した公立中学校用の「評価資料集」に掲載されている、
観点別学習状況の評価から評定への総括に至るモデル
です。
「C」から「Aマル」までの観点別評価が、どのように「1」から「5」までの評定値を決定するのでしょうか。
※社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭・英語に関する4観点のモデル。
※国語に関しては5観点。
目次
観点別評価の得点化
- Aマル=5ポイント
- A=4ポイント
- B=3ポイント
- Cマル=2ポイント
- C=1ポイント
評定値のポイント計算
- 「5」: 20 ~ 18 点
- 「4」: 17 ~ 14 点
- 「3」: 13 ~ 11 点
- 「2」: 10 ~ 8 点
- 「1」: 7 ~ 4 点
観点別評価から5段階評定への総括に至るモデル
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計算の例
「Aマル」がひとつでもあれば、「1」はつかない
もし4つの観点のうち、ひとつでも「Aマル」があれば、評定値で「1」がつくことはありません。
「1」がつくのは観点別評価の合計値が「7点以下」となった場合です。「Aマル」ひとつで「5点」を獲得できるため、他の観点がすべて「C」だったとしても、観点別評価の合計値は「8点」となり、評定値は「2」となります。
「Cマル」がひとつでもあれば、「5」は取れない
もし4つの観点のうち、ひとつでも「Cマル」があれば、評定値で「5」を取ることはできません。
「5」を取れるのは観点別評価の合計値が「18点以上」となった場合です。「Cマル」ひとつで「3点の失点」となるため、他の観点がすべて「Aマル」だったとしても、観点別評価の合計値は「17点」となり、評定値は「4」となります。