昨年8月に早稲田アカデミーの合宿中に窃盗事件が発生した志賀高原の「ホテルサニー志賀」で、スキースクールに来ていた桐光学園高校2年生の女子生徒175人が財布や携帯電話などの貴重品を盗まれる事件が発生しました。
桐光学園スキースクールが大規模窃盗の被害に
桐光学園中学校・高等学校は1月9日(土)、ホームページ上に「スキースクールにおける盗難について」と題した文章を掲載しました。
平成28年1月6日(水)から1月9日(土)の 3 泊 4 日の日程で実施した、高校2年生女子のスキースクール(参加生徒 175 名、引率教員 10 名)におきまして、宿泊場所で盗難事件が発生いたしました。宿泊していた志賀高原のホテルに預けた生徒の貴重品(財布・携帯電話等)が、二重に施錠した保管場所より7日の深夜から8日の早朝の間に、袋ごと何者かに盗まれたもので、発覚後ホテルより警察に届け出をし、対応をしております。長野県警中野警察署から 8 日夜の段階で、現金の被害総額が約 80 万円、他に携帯電話等と発表されております。
長野県警中野署は、事件が起きたホテルが「ホテルサニー志賀」だと明らかにしています。
「ホテルサニー志賀」では昨年8月にも、早稲田アカデミーが行った夏合宿で、316人分の財布、118台の携帯電話等が盗まれる事件が発生していました。
【参考】 早稲田アカデミー,「夏期合宿期間中に発生した貴重品の盗難について」, http://www.waseda-ac.co.jp/info/others/info_ss_00.html ,2016年1月10日閲覧.
楽しかった宿泊学習が暗転
桐光学園ではスキースクールの様子を学園ホームページに掲載しており、その写真からは生徒のみなさんが本当にこの行事を楽しんでいたことが分かります。
盗まれたものの中にはお金の他にも、友だちと撮った写真など多くの大切なものがあったことでしょう。一日も早く事件が解決することを願うばかりです。
桐光学園は今後、物的被害の調査・把握を進めるとともに、保険の対応について確認していく予定です。さらに、被害にあったみなさんの心のケアに、先生方やカウンセラーさんなどすべての方々が一丸となって取り組んでいきます。また、ネットパトロールも特別監視体制を取っていきます。