30 日(火)に行われた神奈川県教育委員会会議において、R&G 横浜法律事務所の弁護士でもある佐藤麻子委員から「親権」に係る質問が行われました。
神奈川県公立高校入試の志願資格(全日制)は現在、
神奈川県公立高等学校へ志願するためには、次の3つの要件をすべて満たしていることが必要です。
(1) 中学校等を卒業、または〔中略〕までに卒業見込みであること。詳細は「志願資格」をご確認ください。
(2) 志願者及び保護者(親権者または未成年後見人)が神奈川県内に住所を有すること。
(3) 〔中略〕以前に出生していること。
とされています。
佐藤委員はこのうち「保護者(親権者)」の部分について、
私自身の経験を振り返っても、保護者に親権があるかどうかを確認された記憶がありません。保護者に親権を確認することがあるのでしょうか?
という趣旨の質問をなさいました。
教育委員会教育局の回答は、渡貫由季子高校教育課長によれば、
- 中学校を通じて志願する場合には、中学校が保護者について確認している
- 中学校を通さずに志願する場合には、志願の際に教育委員会が保護者を確認できる
という趣旨のものです。
いわゆる共同親権法案が成立する見込みであることを受けての質問。