暫定倍率(進路希望調査結果)2025

横浜市立根岸中「志願変更は6日のあさ8時までに来校を」

横浜市立根岸中学校は第3学年 進路通信『道』34 号(2023 年 11 月 22 日)のなかで、2024 年度 神奈川県公立高校入試に係る志願変更について、

志願変更・・1回だけ可能です。全日制・定時制・通信制の異なる課程間でも可能で、第2希望だけの変更も可能です。
高校へ行く必要はありません。5、6 日の 7:00~8:00 に中学校にご来校ください。

と案内しています(強調は原文ママ)。

出願システム上は7日(水)の正午まで志願変更が可能。ただし、中学校担任の

  • [中学校の証明・同意・確認]
  • 志願情報の[担任確認]
  • 受検料納付を確認

や、中学校管理職の

  • 志願情報の[校長承認]

まで含めた締切が7日(水)の正午であるため、あまりにぎりぎりの「[志願情報申請]、受検料納付」は実際問題として不可能です。

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志願変更のテクニック

中学校に志願変更許可もらいつつ、志願変更しなくてもよい
https://kanagaku.com/archives/69768


なぜ志願変更に制約が課されるのか、ステップが詳解

【公立高校入試】出願・志願変更における中学校からの不適切な制約に関して-実際の事例と教育委員会の見解(令和6年度神奈川県公立高校入試)
https://www.stepnet.co.jp/stepblog/?p=14117

出願も志願変更も、「締切までに校長による承認が必要」です。前述の通り、仮に「締切の3分前」に手続きが集中したら、中学校も困ってしまうのは想像に難くありません。このように「直前に手続きをされたら困る」という側面があるのは事実ですが、それは本当に「直前」の場合であり、「24時間前」とか「数日前」ではないはずです。
 ただし、この点に関しては、「生徒の手続き締切時間」と「校長の承認締切時間」を分けて設定するなど、制度の交通整理が必要だと言えるでしょう。

 また、「中学校から志願先高校への調査書の提出」が2月5日(月)~8日(木)となっています(提出方法は郵送または持参)。この期間に、中学校は全生徒の調査書を、それぞれの出願校に確実に提出しなければなりません。その中学校からの受験生がいるすべての高校に持参するのは難しいでしょうから、郵送が現実的です。
 つまり、志願変更者がいなければ、出願期間が明けた1月31日(水)午後から送付準備に取り掛かれるわけです。一方、志願変更者がいた場合はその生徒の調査書の送り先を変更しないとなりませんので、志願変更を推奨したくない思いが出てしまうのでしょう。

 また、志願変更は7日(水)正午締切で、調査書提出は8日(木)締切と、この間の日程がタイトなため、中学校としては志願変更は「なるべく早くさせたい」となります。

 ただし、これらはすべて中学校側の事務作業の都合によるものですので、生徒の権利を制限する理由にならないのは言うまでもありません

https://www.stepnet.co.jp/stepblog/?p=14117


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参考文献

『道』34 号
https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/jhs/negishi/index.cfm/1,2098,c,html/2098/20231122-081540.pdf

  • https://web.archive.org/web/20240202013846/https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/jhs/negishi/index.cfm/1,2098,c,html/2098/20231122-081540.pdf
  • https://megalodon.jp/ref/2024-0202-1037-26/https://www.edu.city.yokohama.lg.jp:443/school/jhs/negishi/index.cfm/1,2098,c,html/2098/20231122-081540.pdf
  • https://archive.md/CENvC