2月19日(木)に公開された【’15年 公立入試 「ステップ生受験者自己採点平均点」】につきましてはこちらをご覧ください。(2015年2月19日追記)
教育情報サイト「リセマム」は2月16日(月)、平成27年度 神奈川県公立高校入試における学力検査の科目別講評を公開しました。ここではそこに掲載された難易度評価から今年度の平均点を機械的に予想してみましょう。
※ かなり強引な計算であり、実際の平均点とは大幅なズレが生じると考えられます。あくまでもひとつの目安として参考になさってください。
目次
湘ゼミの各講評に対する平均点の変動幅を想定する
まずはじめに、2014(平成26)年度入試における科目ごとの平均点の変動および湘南ゼミナールの講評を一覧表にまとめてみます。
※ 科目別平均点は神奈川県教育委員会の公式発表によるもの、湘ゼミの講評はリセマムに掲載されたものを用いました。
H25 | H26 | 差 | H26講評 | |
---|---|---|---|---|
英語 | 54.8 | 59.6 | 4.8 | やや易化 |
数学 | 65.5 | 51.7 | -13.8 | 難化 |
国語 | 67.8 | 60.8 | -7 | やや難化 |
理科 | 66.4 | 38.6 | -27.8 | 大幅に難化 |
社会 | 51.1 | 49.5 | -1.6 | やや易化 |
ここから思い切って、各講評に対応する平均点の変動幅を以下のように想定することとしましょう。
大幅に難化: -27.8
難化: -13.8
やや難化: -7.0
やや易化: +1.6
「やや易化」の想定には英語と社会それぞれの変動幅を足し合わせて2で割った値((4.8+(-1.6))/2)をあてています。
平成27年度 神奈川県公立高校入試 難易度講評
次に、2015(平成27)年度入試についての湘南ゼミナールの講評を見てみましょう。
各科目の難易度変動に関する評価をまとめると以下のようになります。
英語: 大幅に難化
数学: 難化
国語: 昨年並み
理科: 難化
社会: やや易化
「昨年並み」という評価は平成26年度入試では見られなかったものです。これは平均点の変動がないものと想定することとします。
以上をまとめて2015(平成27)年度 神奈川県公立高校入試の予想平均点を計算した結果が以下の表です。
平成27年度 神奈川県公立高校入試 予想平均点
H26 | H27講評 | 変動想定 | 予想平均点 | |
---|---|---|---|---|
英語 | 59.6 | 大幅に難化 | -27.8 | 31.8 |
数学 | 51.7 | 難化 | -13.8 | 37.9 |
国語 | 60.8 | 昨年並み | 0 | 60.8 |
理科 | 38.6 | 難化 | -13.8 | 24.8 |
社会 | 49.5 | やや易化 | +1.6 | 51.1 |
5科の予想平均点を足し合わせると206.4点となります。県入試は500点満点のテストですから、4割を少し上回る得点といったところでしょうか。
この予想平均点はあくまで湘ゼミの講評から機械的に算出したものです。繰り返しになりますが実際の平均点とは大きなズレが出るはずです。
より実際に近い平均点予想としましては、まずはステップ生の自己採点集計などを待つのがよいでしょう。
※ ステップ生の自己採点集計につきましてはこちらもご覧ください。
2月19日(木)に公開された【’15年 公立入試 「ステップ生受験者自己採点平均点」】につきましてはこちらをご覧ください。(2015年2月19日追記)