18 歳選挙権が戦後初めて実施された 2016 年7月の参議院議員選挙では、
18、19歳の有権者を抽出して実施した選挙区の投票率の調査で、横浜市青葉区の市立荏子田小学校の投票所の18歳の投票率が73.49%と高過ぎる
- https://go2senkyo.com/articles/2017/05/01/29251.html
- https://web.archive.org/web/20211031072323/https://go2senkyo.com/articles/2017/05/01/29251.html
として、神奈川県警青葉署が青葉区の県立高校3校(市ケ尾高校・元石川高校・田奈高校)に電話問合せを行いました。
野党系の団体である「かながわアクション」によれば、この事件に関しては同年8月 15 日に『日刊スポーツ』で報道があったといいます。
日刊スポーツ「社会面/政界地獄耳」(8月15日)は「(8月)12日、今度は神奈川県警青葉署が青葉区の県立高校3校に『青葉区の18歳投票率が高いが特別な取組みをしたのか』と電話で問合わせていたことが発覚した。・・・「『電話をかけたことに問題はなかった』としているが、それは県警が決めることではない。・・・県も『問題ない』としている。
- https://actionkanagawa.wordpress.com/2016/11/12/questionnaire/
- https://web.archive.org/web/20211031072011/https://actionkanagawa.wordpress.com/2016/11/12/questionnaire/
日本共産党の機関紙『赤旗』は8月 20 日の記事で
ある県立高校の教員によると、青葉署は「政治的中立性」について生徒へどのように指導したかについても尋ねたといいます
として、県警等を批判しました。
神奈川県議会 2016 (平成 28)年度 第3回定例会ではやはり共産党の君嶋ちか子( @chikako165)県議が一般質問に立ち、以下のやり取りをしています。
問 18歳の投票率に関し、青葉署員が県立3校に対し問い合わせを行った。このことにより、学校側は戸惑い、「主権者教育にかかる一定の圧力か」との疑念が生じても不思議ではない。警察法は警察の行為を厳格に限定している。今回の行為の根拠法は何か、警察本部長に伺う。
答 警察署と高校の連携関係に鑑み、警察法に定める警察の責務に関し任意の協力をいただいて行われたものである。
- https://www.pref.kanagawa.jp/gikai/p1088915.html
- https://megalodon.jp/2021-1031-1639-50/https://www.pref.kanagawa.jp:443/gikai/p1088915.html
※引用文中の強調はカナガクによります。