横浜市の鯉渕信也教育長は 26 日、各市立学校長・校長代理に宛て、
9月1日以降の市立学校の段階的な教育活動の再開について(通知)
と題した通知を行いました(教小企第 2017 号 令和3年8月 26 日)。
26 日の通知では過去2回の通知(23 日の教小企第 1955 号・24 日の教小企第 1981 号)の内容を一部変更。「神奈川県教育委員会からの通知を受け」と前置きした上で、小学校・中学校・義務教育学校・高校・附属中学校のそれぞれで、9月1日(水)から 13 日(月)まで「分散登校」を実施するとしています。
※特別支援学校では9月1日(水)から 10 日(金)まで、各校の実情に応じて学校ごとの対応が行われます。
小中学校・義務教育学校
小中学校・義務教育学校では、「分散登校」と「短時間の授業」とを組み合わせます。9月1日(水)は給食提供なし。2日(木)以降は給食・昼食を学校でとらせたあと児童・生徒を下校させます。
「分散登校」では、原則として1つの学級を2つのグループに分けます。1つの教室で過ごす児童数を平常時の概ね半分とすることを目指します。グループごとに、1日おきに登校日が設定されます(※緊急受け入れ、給食の提供など状況に応じた対応あり)。
9月 13 日まで、通級による指導(巡回指導を含む)は中止です。
記者発表資料
※横浜市会の井上さくら議員( @sakuraline 会派無所属)が 26 日に Twitter 上に公開したもの。27 日(金)06:55 時点で市の「記者発表」ページでの公開なし。
高校・附属中学校
高校・附属中学校では、「時差通学」「短縮授業」「分散登校」が組み合わされます。
「短縮授業」の基本は、全日制課程「40 分×6コマ」、定時制課程「40 分×4コマ」です。
「分散登校」の方法は各校が決定します。
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参考文献
〔横浜市〕教育長〔鯉渕信也〕,「9月1日以降の市立学校の段階的な教育活動の再開について(通知)」教小企第 2017 号,令和3年8月 26 日.
横浜日吉新聞
「各学校を通じて保護者へ通知できる」(市教委)などとして、市の公式サイトで市民向けには情報発信を行う考えは無いといいます。
なお、この市教育委員会からの通知をもとに各学校が判断するため、学校によって対応が異なる場合があります。
※引用文中の強調は原文によります。
横浜日吉新聞,「<横浜市>小中学校の「夏休み」は8月末まで延長、市民向けには公表せず」,https://hiyosi.net/2021/08/24/school-16/,2021 年8月 24 日.
https://megalodon.jp/2021-0827-0700-09/https://hiyosi.net:443/2021/08/24/school-16/