教職員人事異動

新型コロナ陽性 10 日間外出不可&濃厚接触者2週自宅待機

新型コロナ「自宅・宿泊療養のしおり」

神奈川県は県ホームページ上に、

新型コロナウイルス感染症
自宅・宿泊療養のしおり

を掲載しています。


https://www.pref.kanagawa.jp/documents/61069/shiori_16_web.pdf


陽性なら最短でも 10 日間外出不可能に

「しおり」の2ページによれば、新型コロナウイルス感染症に係る検査で陽性と判明した場合、無症状・軽症であっても「療養期間」に入ります。

「療養期間」は最短でも 10 日間で、そのあいだは外出ができません。外出が可能となるのは発症日(検体採取日)から 11 日目です。

期間中新たに症状(発熱・頭痛・呼吸苦)を呈した場合、その日を発症日として有症状者の解除の考え方を適応するため、「療養期間」が 10 日間より長くなることがあります。療養期間の最後の3日間で発熱があった場合にも期間延長の可能性があります。


同居家族は濃厚接触者に 自宅待機2週間を要請される

同居家族は濃厚接触者です。神奈川県は事業主等に対して、濃厚接触者には「2週間の自宅待機等」をさせるよう求めています。

家族のうち1人でも新型コロナ陽性になると、同居する全員が長期間自宅待機等を求められることになります。

夏休みが終わって学校が再開したとき、万が一子どもが陽性になると、たとえその子自身が無症状かつ感染を広げなかったとしても家族に大きな負担がかかります。

広告


「しおり」の記載

「しおり」2ページ:療養期間の長さ

療養期間は、 厚生労働省通知に基づき、発症日(無症状の方又は発症日が明らかでない方は、陽性確定に係る検体採取日)から10日間が経過した日(翌11日目に外出が可能になります。)までとしています。

「しおり」25 ページ:療養期間の延長

療養期間の最終3日間において、解熱剤の服用や発熱などの症状がある場合は、必要に応じて療養期間が延長となる場合もございます

「しおり」25 ページ:療養期間の終了

神奈川県では、最新の学術研究による科学的根拠に基づき、10日間の療養期間の最後の3日間に咳や発熱などの症状がない場合は、PCR検査を行わずに療養終了としています(厚生労働省通知も同旨の療養終了を認めています)。

また、県民の皆様が安心して社会に復帰できるよう、希望者には、所定の療養期間、療養したことを証明する文書を発行しております。


濃厚接触者の2週間自宅待機

陽性患者と同居されている方
保健所の指示に従っていただくようお願いします。

無症状の方
原則、陽性患者と最後に会った日から14日間自宅待機をしていただき、毎日体温を測り、健康観察をお願いします。

神奈川県,「感染が心配な方へのご案内」,https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/kansenutagai.html,2021(令和3)年8月 18 日.
https://web.archive.org/web/20210819181721/https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/kansenutagai.html


生活を支えるための支援

厚生労働省,「生活を支えるための支援のご案内」,https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000622924.pdf,2021(令和3)年8月 18 日更新.
https://web.archive.org/web/20210819183943/https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000622924.pdf

広告


参考文献

「しおり」

濃厚接触者の定義

国立感染症研究所 感染症疫学センター,「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日暫定版)」,https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-02-210108.pdf,2021 年1月8日.
https://web.archive.org/web/20210819182251/https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-02-210108.pdf