神奈川県は 13 日、「令和3年度第4回 神奈川県感染症対策協議会」を開催しました。
協議会での配布資料のうち、健康医療局医療危機対策本部室が作成した資料3「災害時の対応で第5波に臨む」22 ページには、「今季夏の特有の問題」として、
救急医療が崩壊しました
と見出しが付けられました。
目次
神奈川県「救急医療が崩壊しました」
神奈川県内の救急医療の現状
神奈川県によれば、「自粛疲れ・夏季休暇・オリパラ」によって「人々の活動・人流増加」が発生。それに伴い、
- けが・病気増加
- 一般救急患者増加
- コロナ感染拡大
- コロナ病態の悪化患者増加
が一度に引き起こされ、県内は「救急医療の危機」を迎えています。
横浜・川崎・相模原の3政令市に関する総務省消防庁公開データによれば、8月2日(月)から8月8日(日)までの1週間で、
医療機関への受入れ照会回数4回以上 かつ 現場滞在時間30分以上
の救急搬送困難事案が 362 件発生。消防救急搬送が逼迫しています。
「限界を超える」「限界を迎える」
参考文献
- 神奈川県,「懇話会・協議会等の概要(神奈川県感染症対策協議会)」,https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/kyougikai/kantaikyou.html,2021(令和3)年8月 14 日更新.
https://web.archive.org/web/20210815073419/https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/kyougikai/kantaikyou.html - 神奈川県,「令和3年度第4回 神奈川県感染症対策協議会配布資料」,https://www.pref.kanagawa.jp/documents/26356/0813_shiryou.pdf,2021(令和3)年8月 13 日.
https://web.archive.org/web/20210814152907/http://www.pref.kanagawa.jp/documents/26356/0813_shiryou.pdf