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神奈川県公立高校入試、科目間難度の違いで得点調整行わず

STEPあれこれブログは2日、

[コラム] 今春の神奈川公立高校入試の平均点について ~神奈川総合(国際文化)の合否への影響について考える~

と題したコラムを掲載。神奈川県公立高校入試では選択科目間で難易度が大きく異なっていても得点調整が行われないことを明らかにしました。

神奈川県教育委員会に「得点調整」についてお聞きしてみましたが、予想通り「得点調整については規定されていないため行っていない」とのお返事でした


神奈川総合高校の入試への影響

コラムにある通りではありますが、2021 年度入試では神奈川総合高校の普通科国際文化コースと舞台芸術科とで理科と社会とのうちから1教科を選択する仕組みが採られました。このため、

  • 得点調整が行われないこと
  • 理科と社会とで難易度に大きな差があったこと

で涙を飲んだ受験生がいた可能性が考えられます。

※ 2021 年度入試における選考基準では、神奈川総合(国際・舞台芸術)以外で直接的にこの影響を受ける高校はありませんでした。

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2021 年度 第1次選考基準

神奈川県公立高校入試 第1次選考基準 2021
https://kanagaku.com/archives/36840

2021 年度入試で理社の学力検査得点が関係した重点化(第1次選考)

  • 川崎総合科学(科学)
    [学] 数,理(×1.5)
  • 神奈川総合(個性)
    [学] 点数の高い1教科(×2)
  • 平塚工科
    [学] 数,理(×2)
  • 横浜桜陽
    [学] 点数の高い1教科(×2)
  • 横浜サイエンス
    [学] 数,理(×2)
  • 川崎工科
    [学] 英,数,理のうち点数の高い2教科(×2)

参考文献

STEPあれこれブログ,「[コラム] 今春の神奈川公立高校入試の平均点について ~神奈川総合(国際文化)の合否への影響について考える~」,https://www.stepnet.co.jp/stepblog/?p=8526,2021 年4月2日.