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『星空ロック』(那須田淳)第2章 東京→ベルリン1日目 読書感想文例

「第60回 青少年読書感想文全国コンクール」中学生の部の課題図書になっている『星空ロック』第2章の読書感想文例文です。

この文例では全体(およそ400字詰め原稿用紙1枚分)を以下の3パートに分けて書いています。

  1. 本の引用
  2. 似た話
  3. 思ったこと

第2章 読書感想文例

レオは従姉のルームメイト、ユリアンという少年のエスコートでドイツに到着する。ユリアンは自分の部屋にレオを招き入れると、自分の家族が「パッチワーク・ファミリー」であることをレオに明かした。「パッチワーク・ファミリー」とは離婚した親同士が再婚するなどして、もともとは違う家族がパッチワークのように貼りつけられ、一つになった家族のことだ。

日本で1年間に離婚する夫婦は約24万組だという。1年間に結婚する男女が約67万組ということから、「3組に1組は離婚する」などと言われることもある。私を生んでくれた両親は幸い仲良く暮らしているが、クラスメートのなかには親の離婚・再婚で、血が繋がっていない家族との関係に悩んでいる子もいる。ユリアンの場合にはパッチワークがうまくいっているけれども、みんながみんなそういうわけではない。

ユリアンは、親たちがいがみあう姿を子どもに見せるよりは早く離婚してしまった方がいいと言うが、私はレオが言うように、それは親の勝手だと思う。

参考

『星空ロック』(那須田淳)第1章 東京 旅立ち 読書感想文例

第60回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書

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