全公立博 2020

パブコメに見る定通分割選抜の意義 時間的厳しさ指摘も

定通分割選抜の意義

神奈川県のホームページには

神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針〈案)について
「かながわ県民意見反映手続」(パブコメ)の概要
https://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/682265_1653606_misc.pdf

がいまも残されています。

このパブコメによれば、現行の神奈川県公立高校入試で採られている「定通分割選抜」は、「公立高校での学びを幅広く提供する上で重要な選抜機会」です。

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今春の定通分割選抜志願者数

2020 年度 神奈川県公立高校入試における

でした。

※定通分割選抜(二次募集でない募集)は共通選抜二次募集と同時に志願できます。


2011 年のパブリックコメント

番号 233 県の考え方

公立での学びを保証するために定通分割選抜を設けています。

番号 258 県の考え方

定通分割選抜は公立高校での学びを幅広く提供する上で重要な選抜機会となることから実施するものです。

番号 274

意見の概要

夜間定時制と通信制だけに分割募集があるのは、全日制不合格者の進路の調整弁としての役割を負わせることに他ならない。定通分割選抜はなくし、全過程で募集定員 100 %の入試となる「共通選抜」を望む。「学びを広く提供する」のであれば、全日制等にも複数回受検を残すべきである。

県の考え方

「学びを広く提供する」ことだけでなく、「自らの志願を確かなものにする」観点から、このたびの制度設計をしています。

番号 280

意見の概要

定通分割選抜は選抜作業の煩雑さと何回も選抜作業を行う時間的な厳しさ、在籍生徒の学習時間の保障のために行わないこと。公教育の立場から受け入れを前提とした形で、共通選抜の中で行わず、3月以降に定通分割選抜の中で定員全体を募集すること。

県の考え方

共通選抜は生徒自らの志願を確かなものとすることから、また、定通分割選抜は公立高校での学びを幅広く提供する観点から、それぞれ設定しています。


Note

引用文中の強調はカナガクによります。


Sources

神奈川県,「神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針〈案)について」,https://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/682265_1653606_misc.pdf,PDF 作成日 2011 年 10 月 17 日.