目次
2022 年 11 月 25 日(金)追記(1)
カナガクは 2022 年 11 月 24 日(木)16 時 19 分、日本システム企画株式会社代理人の佐々木隆史弁護士(東京弁護士会、井口・松本・佐々木・市川法律事務所)からメールを頂きました。
そのメールで、当記事の更新前タイトル
【追記】水道局「錆等に効かない」NMR パイプテクター
が「NMRパイプテクターないし日本システム企画株式会社を誹謗する内容」である旨をご教示頂きました。再三にわたりお手間を割かせてしまいましたことをお詫び申し上げます。
頂いたご提案を参考にして「差しさわりのない記事タイトル」へと当記事を再度更新しました。更新に合わせ、内容の追記を行っています。
佐々木さまにおかれましては、今回もこちらからメールの返信ができずにおりますこと、不義理をご容赦ください(「@outlook.com」で終わるアドレスにご返信申し上げているのですが、以前と同様に 550 エラーとなってしまいます)。
※ 2022 年 11 月 25 日(金)追記(1)ここまで。
記事を 2022 年9月 21 日(水)に削除しました。現在インターネット・アーカイブに対し
https://web.archive.org/web/20211020063403/https://kanagaku.com/archives/30402
の削除要請を行っています。
この要請はEメールによって、Date: Wed, 21 Sep 2022 12:52:30 +0900 に行いました。
記事削除の経緯
カナガクでは「日本システム企画株式会社の代理人」の「弁護士」の方から以下のようなEメールを頂きました(Eメールの日時は Date: Wed, 21 Sep 2022 02:23:49 +0000 です。〔赤字きっこう括弧〕内のみ編集)。
※太字部分は追記・更新した部分です(2022 年9月 23 日(金)AM 02:05 追記・更新。詳細は後述します)。
1 当職は、日本システム企画株式会社の代理人です。
2 下記記事中には、横浜市水道局が独自に検証を続けたところ、日本システム企画株式会社が開発した防錆装置であるNMRパイプテクターに防錆効果が確認できなかったという趣旨の記載がありますが、これは、一般の読者をして、NMRパイプテクターには、防錆効果がないという誤った認識〔原文ママ〕を与えるものですので、速やかに当該記事を削除して頂くことを求めます。
3 下記記事を投稿した者の氏名(商号)、住所及び連絡先を速やかに開示して頂くことを求めます。
弁護士 佐々木隆史
【更新】水道局「錆等に効かない」NMR パイプテクター | カナガク (kanagaku.com)
Windows の メール から送信
これに応じ 21 日、タイトルを
【更新】水道局「錆等に効かない」NMR パイプテクター
から
【削除】水道局「錆等に効かない」NMR パイプテクター
と改めた上で、当記事を削除しました。
- 21 日(水)の記事削除時に「〔お名前を伏せます〕」としていた部分を更新しました(井口・松本・佐々木・市川法律事務所ご担当者様に確認がとれました。お電話でのご対応、どうもありがとうございました)。
- 「〔原文ママ〕」を1箇所追記しました(佐々木弁護士が仰る「誤った認識」を、幣サイトが持ってしまっております)。
- 削除前の記事のアーカイブへのリンクを「下記記事」2か所、「当該記事」1箇所、さらに
の部分に設定しました(これらリンク先が一斉に見つからなくなることをもってアーカイブの削除を確認できます。カナガクでは「リンク切れ」を検知する CMS 拡張機能を用いています。23 日(金)のうちに削除されるものと思われます)。
2022 年 11 月 25 日(金)追記(2)
市民の声
「市民の声」の公表
水道局がなぜ〔検証のため〕NMRパイプテクターを導入したのか、調査とその結果の公表を求めます
https://web.archive.org/web/20200820162947/https://cgi.city.yokohama.lg.jp/shimin/kouchou/search/data/31001793.html
投稿要旨
横浜市水道局がNMRパイプテクターを導入したという話を知りましたが、なぜこれが導入されたのか、調査とその結果の公表を求めます。
水道局のOBが関連している会社がこの商品の代理店であるということが関わっているのでしょうか。
回答
横浜市では、送・配水管が約9,300kmあり、老朽化した送・配水管の更新を毎年約110km行っておりますが、財政状況などから更新延長を大幅に増やすことが難しい状況にあります。
また、市民の皆さまから錆等、水道水質に関するご質問、ご指摘をいただくこともあることから、更新以外の方策についても調査、検討を進めてまいりました。
このような中、水道局では平成24年度にNMR工法による配水管※における赤錆防止及び残留塩素濃度減少防止効果等を検証することを目的として、水道全般の技術を有する民間企業と共同研究を実施しました。
この共同研究による検証では、NMRパイプテクター装置を設置することにより、一部の検証場所において配水管内の水道水の残留塩素濃度減少防止の効果がある結果が得られました。
しかし、本格的な採用にあたっては、さらに継続的な検証も必要と判断し、水道局独自で検証を続けましたが、この検証では、配水管内の水道水の残留塩素濃度減少防止の効果はほとんど確認することができず、また、配水管内の赤錆の変化についても確認ができませんでした。
水道局としては、共同研究時の検証結果も踏まえ、水道水の残留塩素濃度の低減化や配水管の延命措置などの活用を想定していましたが、これらの検証結果から、当該工法はその設置条件により、効果が確認できない場合もあるということが判明したため、配水管への当該工法の導入は断念しました。
また、水道局では配水管においてのみ検証を行っており、給水管※での検証は行っていないこと、特定の商品を横浜市水道局で評価することはできないことから、水道局の知見として保有することとさせていただいておりますので、ご理解くださるようお願い申し上げます。
なお、参考として今回の検証結果の概要を添付させていただきます。
※配水管とは、配水池から各家庭の分岐部分までの水道管の名称です。また、給水管とは分岐部分から蛇口までの名称です。
(参考)検証結果の概要.pdf
https://web.archive.org/web/20200610223438/https://cgi.city.yokohama.lg.jp/shimin/kouchou/search/data/31001793-0.pdf
- 受付年月 2019年07月
- 要望区 全市
- 事業名 市民からの提案
- 内容分類 上下水道 > 水道 > 水道施設・設備
- 対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
- 問合せ先
水道局給水サービス部給水維持課
電話:045-633-0174 FAX:045-664-6739- 公表内容基準日
2019年8月13日
※引用文中の強調はカナガクによります。
横浜市水道局が NMR パイプテクターを採用しなかった経緯
2013 年度 全国水道研究発表会発表
特定の電磁波を応用した防錆装置による配水管における残留塩素減少防止効果の検証(平成 25 年度全国水道研究発表会 横浜市水道局 斎藤健太)
http://www.cml-office.org/wwatch/magne/yokohama-doc/full02.pdf
2017 年度 水道研究等報告会報告書
平成29年度水道局水道研究等報告会「核磁気共鳴(NMR)工法による口径50mm配水管における残留塩素減少防止効果の検証」報告書
http://www.cml-office.org/wwatch/magne/yokohama-doc/full26.pdf
2018 年度 水道研究等報告会報告書
平成30年度水道研究等報告会「核磁気共鳴(NMR)工法による口径50mm配水管における残留塩素減少防止効果の検証(2)」報告書
http://www.cml-office.org/wwatch/magne/yokohama-doc/full49.pdf
山形大学理学部 天羽優子准教授による解説
- 「横浜市水道局のNMRパイプテクターの試験結果を読み解く(2019/09/05)」
http://www.cml-office.org/wwatch/magne/comment-nmrp-04.html - 「横浜市水道局から開示された文書一覧(2019/07/21)」
http://www.cml-office.org/wwatch/magne/yokohama-doc
※ 2022 年 11 月 25 日(金)追記(2)ここまで。
Eメールでの返信について
カナガクでは当該Eメールに対し Date: Wed, 21 Sep 2022 13:02:15 +0900 に返信を行いました。
この返信に対しては、現在「Undelivered Mail Returned to Sender」が返ってきています。
Action: failed
Status: 5.5.0
以下、2022 年9月23 日(金)追記。
インターネット・アーカイブへの削除要請の進捗
カナガクでは Date: Wed, 21 Sep 2022 17:39:58 +0000 に
Patron Services Purple (Internet Archive) [email protected]
から以下のメールを受け取りました。
Patron Services Purple (Internet Archive)
Sep 21, 2022, 10:39 PDTHello,
The following has been submitted for exclusion from the Wayback Machine at web.archive.org:
https://web.archive.org/web/20211020063403/https://kanagaku.com/archives/30402
Please allow up to a day for the automated portions of the process to run their course and for the changes to take effect.
—
The Internet Archive Team
カナガクによる解釈
こんにちは、
私たちは以下〔のアーカイブ〕を web.archive.org の Wayback Machine から除外するよう提案されました:
https://web.archive.org/web/20211020063403/https://kanagaku.com/archives/30402
自動化された各処理が実際に行われ、変更が反映されるまで最大1日かかることをご承知おきください。
—
インターネット・アーカイブ チーム
カナガクによる対応の終了について
当初はお名前を伏せましたが、東京弁護士会の佐々木隆史弁護士には 21 日(水)16:58 にもメールを頂き、弊サイトが「該当記事の削除手続」を行ったことについてお礼頂きました。早速のご連絡ありがとうございました。
最後までこちらからご返信することはかないませんでしたが、「日本システム企画株式会社代理人」としてご連絡をくださり、佐々木弁護士にはほんとうにお世話になりました。ありがとうございました。
また、こちらからのあいまいな電話問合せに快くご対応くださった井口・松本・佐々木・市川法律事務所ご担当者様にも重ねて御礼申し上げます。
こちらからメールをお送りすることができないため、ご要求に沿えているかどうか分かりかねる部分もあるのですが、弊サイトとしての対応はこれで終えて構わないものと承知しております。
万が一の折には、重ねてお手数をおかけしますが、引き続き宜しくお願い申し上げます。