教職員人事異動

「握手」定期試験問題 横浜市立○○中学校 2019 年前期中間

横浜市立○○中学校の 2019 年度 3年生 前期中間試験 国語で出題された「握手」の問題です。

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問一

①とありますが、ルロイ修道士は何のために「わたし」を呼び出したのですか。本文中から九文字で書き抜きなさい。【読む】(二点)

問二

②とありますが、このような握手になった理由として最も適切な答えを次のア~エの中から―つ選び、記号で答えなさい。【読む】(二点)

  • ア 体を鍛えた結果、自分の力を加減することができず、握力が強くなってしまったから。
  • イ 本当はルロイ修道士の握力は強くないが、まだ子供だった「わたし」には力強く感じたから。
  • ウ 戦時中からの日本人に対する強い怒りの感情を、握手を通して発散しようとしていたから。
  • エ はじめて天使園に来た「わたし」を少しでも安心させ、励ましたいという気持ちがあったから。

問三

③〔彼の手は……固かった〕とありますが、なぜこのような状態だったのですか。その理由を、次の条件に従って一文で書きなさい。【書く】(四点)

【条件1】書き出しは、「ルロイ修道士は」で始めること。
【条件2】三十文字以上、四十文字以内の一文で書くこと。

問四

④とありますが、この言葉からルロイ修道士のどのような思いを読み取ることができますか。最も適切な答えを次のア~エの中から―つ選び、記号で答えなさい。【読む】(二点)

  • ア 国が変わればそれぞれ考え方も変わるので、日本人が過去にしたことは仕方が無いという思い。
  • イ 国籍や人種でひとまとめにするのではなく、一人ひとりの人間として向き合おうとする思い。
  • ウ 「わたし」も日本人でありながら、日本人のことを悪く言うのは間違っているという思い。
  • エ 過去の出来事はそれぞれの国のリーダーに責任があるので、国民は悪くないという思い。

問五

⑤とありますが、この時の出来事からルロイ修道士のどのような人柄が読みとれますか。最も適切な答えを次のア~エの中から―つ選び、記号で答えなさい。【読む】(二点)

  • ア 普段は優しいが、自分の機嫌が悪いときは子供たちに八つ当たりをする人柄。
  • イ 子供たちを思い、心配するあまり、自由を奪い縛りつけようとする人柄。
  • ウ 過去の恨みを、子供たちにつらく当たることで晴らそうとしている人柄。
  • エ 子供たちのことを真剣に考え、必要な時は厳しく叱ってくれる人柄。

問六

⑥とありますが、ルロイ修道士にとっての「いっとう悲しいとき」はどのような時ですか。二十五文字以上四十文字以内の一文で書きなさい。【書く】(四点)

問七

⑦とありますが、なぜこのような表情を見せたのですか。その理由として最も適切な答えを次のア~エの中から―つ選び、記号で答えなさい。【読む】(二点)

  • ア お別れに来た本当の理由を「わたし」に見破られて気恥ずかしさを感じたから。
  • イ 自分が死ぬことを恐れていると「わたし」に思われていることが嫌だったから。
  • ウ もう帰ろうとしていたのに、突然大きな声で話しかけられたため、驚いたから。
  • エ 人の多いところに立ち止まって話をしていると、周りの迷惑になると思ったから。

問八

⑧とありますが、「わたし」はどのような思いでこの行動をとったのですか。適切な答えを次のア~エの中から全て選び、記号で答えなさい。【読む】(二点)

  • ア ルロイ修道士と同じ指言葉や握手をすることで、感謝や尊敬の思いを伝えようとしている。
  • イ ルロイ修道士が年老いて弱っているので、幼い頃の恨みを晴らすなら今だと考えている。
  • ウ ルロイ修道士と会話が続かず気まずいので、指言葉や握手で時間を稼ごうとしている。
  • エ ルロイ修道士と永遠の別れになるかもしれないため、思いがあふれ、握手が強くなっている。

問九

⑨とありますが、「わたし」は何に対するどのような思いからこのような行動をとったのですか。その理由の書かれた次の一文の空欄【Ⅰ】~【Ⅱ】にあてはまる内容を、それぞれ自分なりに考え、書きなさい。【書く】(各三点 計六点)

※指言葉の意味を前提として、ここまでの文章の流れから考えられる内容を、自分の意見として空欄にあてはまる形でまとめましょう。

【Ⅰ】に対する【Ⅱ】という思いから、指をせわしく打ちつける指言葉をしている。

問十

空欄A〔『よろしい。』ルロイ修道士は[A]〕に入るルロイ修道士の指言葉として最も適切な答えを次のア~エの中から一つ選ぴ、記号で答えなさい。【読む】(二点)

  • ア 右の人さし指を立てた。
  • イ 右の親指を立てた。
  • ウ 両手の人さし指を交差させ打ちつけた。
  • エ 右の人さし指に中指をからめて掲げた。